中国、キヤノンに500万円支払い科す 東芝メディカル買収巡り – 日本経済新聞

Home » 聖地巡礼 » 中国、キヤノンに500万円支払い科す 東芝メディカル買収巡り – 日本経済新聞
聖地巡礼 コメントはまだありません



 中国商務省は4日、キヤノンによる東芝メディカルシステムズの買収に関連し、キヤノンに30万元(約500万円)の支払いを科す「行政処罰決定書」をウェブサイトで公表した。独占禁止法に基づく買収の事前届け出に関する内容だが、買収自体は認めている。キヤノン広報は「異議を申し立てるかどうか社内で検討している」とコメントした。

 キヤノンは2016年3月に東芝メディカルの新株予約権を取得。中国や日米欧など各国の独占禁止法上の審査を終えた後に行使し、12月19日に買収完了を発表していた。

 中国商務省の決定書は16年12月16日付。当局に買収計画を届け出る前に、東芝側に買収代金を支払って第三者会社に議決権を移したことを問題視した。日本の公正取引委員会も16年6月、キヤノンの手法について「制度の趣旨を逸脱している」と指摘し、注意をしていた。

 キヤノン側は「新株予約権だけでは支配権取得にならず、事前届け出義務違反にはあたらない」との立場。御手洗冨士夫会長兼最高経営責任者(CEO)は、買収の完了を発表した16年12月の記者会見でも「グレーだとは思っていない」と述べている。一方、東芝メディカルの買収を最後までキヤノンと争った富士フイルムホールディングスは強く反発していた。

 東芝は当時、会計不祥事に伴う経営危機で15年度内に東芝メディカルの売却益を計上する必要があった。






コメントを残す