富士ゼロックス、支店内にサテライトオフィスを併設し広域営業の訪問効率向上 – ITpro

Home » サテライトオフィス » 富士ゼロックス、支店内にサテライトオフィスを併設し広域営業の訪問効率向上 – ITpro
サテライトオフィス コメントはまだありません



ワークスタイル変革 最前線

2016/06/10

金子 寛人=日経情報ストラテジー

 「これから年末に向けて厳しくなっていくけれど、目標達成までもう一踏ん張りだ」―。東京・中央にある富士ゼロックスの日本橋支店。中央区以東の城東エリアの新規開拓を担う東京営業事業部NB支店 営業2グループの大川弘一グループ長は、朝の定例会議で部下の若手社員らに檄を飛ばす。

[画像のクリックで拡大表示]

 一見、どこの会社でも見られるミーティングの光景だが、この会議には大きな特徴がある。開かれる場所が、自分たちの所属するオフィスではないのだ。大川グループ長らが所属するNB支店の本拠地は、都心を挟み反対側、日本橋から電車で40分ほどの中野区中野坂上にある。かつては定例会議も中野坂上のオフィスで実施していたが、2015年5月に日本橋支店内に「サテライトオフィス」が併設されたことで、定例会議の場所は同支店の「ファミレス席」に移した。

 日本橋支店はもともと、周辺地区の営業や顧客向けのフィールドサービスを担う地域密着型の拠点として設けられていた。営業範囲が比較的広いNB支店とは関連性が薄かった。日本橋支店が浸水対策で旧オフィスビルからの移転を決めたとき、新オフィスの座席をフリーアドレスにし、日本橋支店以外の社員でも使えるようにと、サテライトオフィスを併設したのだ。

 日本橋支店の中央にはサテライト勤務者用の大型テーブルがしつらえてある。他に6~8人程度のグループで会議がしやすいように、さまざまな形のテーブルも用意してある。営業2グループや支店内の多くの部署が始業時にミーティングを開くことを考慮し、午前10時までは部署ごとに使うテーブルをあらかじめ決めた準固定席制を採用。10時以降は原則としてフリーアドレスとしている。オフィス設備としては、ノートパソコンに外付けできるディスプレー付きの机を壁際に配置したほか、各テーブルには会議時に資料を映し出せる大型ディスプレーも用意。無線LANと業務用パソコン、携帯電話用の充電端子も各席で使える。

富士ゼロックスの加藤えり氏(左)と泉水亮介氏は東京・日本橋のサテライトオフィスを活用し、残業時間を減らしつつ営業効率を高めている

[画像のクリックで拡大表示]

“本拠地”に戻るのは週1回で十分

1 2 3 4 次ページへ

次ページ以降はITpro Active会員(無料)の方のみお読みいただけます。
会員の方は、
ログインしてご覧ください。
まだ会員でない方は、ぜひ登録(無料)していただき、ITpro Activeの豊富なコンテンツをご覧ください。

出典:日経情報ストラテジー 2016年1月号pp.54-57
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)






コメントを残す