上田の「稲倉の棚田」、初の酒米オーナー募集 | 信濃毎日新聞[信毎web] – 信濃毎日新聞

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 農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれている長野県上田市殿城の「稲倉の棚田」保全委員会が、これまでの食米に加えて、新たに酒米を棚田で栽培するオーナー制度をつくり、20日から募集を始めた。米作りや生原酒の瓶詰めを体験し、完成した酒を受け取る内容。地域文化を後世に―との活動趣旨を、地元も含めさらに幅広い層に広げたいと参加を呼び掛けている。

 保全委は2006年から食米のオーナー制を始め、昨年は首都圏を中心に42組がオーナーとして米作りに関わった。一方で、棚田や稲作の日常的な管理を担う保全委メンバーは高齢化。活動が「地元では意外と知られていない」との声もあり、年々収穫量を増やしてきた酒米でもオーナーの力を借りようと企画した。

 年会費1口4万円で、5月の田植えと9月の稲刈りへの参加は必須。3月に市内の岡崎酒造で搾りたての酒の瓶詰め作業も体験できる。出来上がった720ミリリットル瓶12本分の生原酒を受け取れる。保全委広報担当の石井史郎さん(54)は「酒好きの人が楽しめる内容。地元からの参加も期待したい」と語る。

 岡崎酒造では15年度から「稲倉の棚田」の酒米で酒造りを始めており、昨年4月に販売した純米吟醸酒「信州亀齢(きれい)」は1600本が1カ月で完売した。杜氏(とうじ)の岡崎美都里さん(43)も「普段見ることができない製造工程の一部を楽しんで」と話している。

 問い合わせは稲倉の棚田保全委員会(電話0268・75・4808)へ。

(2月21日)






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