映画「相棒」のロケ地巡りツアーに同行 見て歩いて、再び劇場へ!? [福岡県] – 西日本新聞

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 現在公開中の映画「相棒-劇場版4-」。人気刑事ドラマシリーズの映画化第4弾は昨年夏、北九州市内で大規模なロケが行われた。主演の水谷豊さんや反町隆史さんらの写真を車体にデザインしたラッピングバスに乗り込み、撮影秘話を聞きながらロケ現場を巡るツアーに同行した。

 ツアーは西鉄バス北九州(小倉北区)が企画。計3回、計90人の定員は「販売開始から4日で埋まった」(同社)という。今月18日の2回目のツアーには相棒ファンに加えて、昨年の撮影に協力したエキストラも参加。遠くは浜松市から「(クライマックスシーンを撮影した)小文字通りがどうしても見たくて」と駆け付けた会社員女性(50)もいた。一行は映画を鑑賞した後、撮影時にも提供された「ロケ弁」を食べて北九州市役所を出発。ロケを誘致した北九州フィルム・コミッションの担当者らが案内役を務め、撮影時の裏話を披露した。

 「ある出演者は酔うと同じ話を繰り返す」「反町隆史さんは、老舗パン屋や人気ラーメン店で目撃情報があった」-。スクリーンの中の出演者たちを身近に感じて盛り上がっているうち、1912年創業の製釘業「安田工業八幡工場」(八幡東区)に到着。ロケに使われたのは、建築家辰野金吾が手掛けた築105年の鉱滓(こうさい)れんが造りの工場だという。さて、どの場面に出てきたんだっけ…。

 建物に入ると「回想シーンで、部下が撃たれた英国の建物が、ここです」と担当者。頭の中に場面がよみがえる。なるほど! 登場したのは、ほんの一瞬だった。「分かる人にしか分からない」というマニアックさが楽しい。工場は稼働中なので通常は公開していない。「北九州ロケのファン」という八幡東区の会社員東美希さん(38)は「日頃入れないから、特別感が増す」と目を輝かせた。

 バスは小倉北区中心部に戻り、商業施設「コレット」周辺を回って、小文字通りへ。ロケでは昨年7月、通りの約300メートルを午前6時から12時間通行止めにし、市民エキストラ約3千人が参加して「東京・銀座」でパレードする場面を撮影した。小文字通りの西側には、本物の銀座にはないモノレールが走っているが、劇中では見事に“変装”した姿を見ることができる。

 水谷さんや反町さんが疾走した駐車場にも立ち寄った。約3時間のツアーの締めは、ラストシーンが撮影された、浅香通り沿いの「ライズ小倉ビル」の屋上。特別に入館を許可されたツアー参加者たちは主役の「杉下右京」になりきり芝居を再現したり、写真を撮ったりして、興奮は最高潮に。

 作品の冒頭に登場するニッカウヰスキー門司工場(門司区)、「所轄署」に変身した北九州市議会棟、「在英日本大使館の執務室」となった西日本工業倶楽部(戸畑区)、「犯罪者アジト」の外観となった上野海運ビル(若松区)-。随所に登場する、わが街の建物たち。知ってしまったからには、見逃した「ロケ地」を探さずにはいられない。ツアーの後、もう一度、映画館に足を運んだ参加者は私だけではないはずだ。

=2017/02/24付 西日本新聞朝刊=

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