伊万里市職員に罰金求刑 キャンプの小3男児溺死事故 – 佐賀新聞

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 伊万里市で2010年、農村キャンプに参加した当時8歳の市立小学校3年の男児が川で溺れて死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた市職員の論告求刑公判が27日、佐賀地裁(吉井広幸裁判長)であり、検察側は罰金80万円を求刑した。弁護側は最終弁論で無罪を主張し、結審した。在宅起訴された5人の中で結審したのは初めて。

 公判では男児の遺族が意見陳述し、母親は「市から具体的な説明や謝罪はなく、質問にも答えないなど対応のひどさが苦痛だった。事故がなかったことにされるのは望んでいない」と述べた。父親は「溺れている時の苦しみを思うとつらい。主催者は互いに責任を押し付け合っているとしか思えない」と話した。

 検察側は論告で「危険な川だったのに、事前計画や監視態勢など適切な溺水防止対策を採らなかった過失が認められる」と主張。弁護側は「スタッフ全員が児童から目を離す異常な状況が起き、現場にいなかった被告は予見できず、綿密な計画を立てても防げなかった」と反論した。

 判決の言い渡しについて、吉井裁判長は「他の被告(の公判)と調整したうえで遅くとも5月中旬から下旬に行う」とした。

 起訴状などによると、市と地元団体でつくる伊万里グリーン・ツーリズム推進協議会の主催で10年7月にキャンプが開かれ、川遊びで監視がないまま児童が泳ぎ始めて男児が溺死した。当時の市担当課職員3人と団体関係者2人が起訴され、3月上旬までに全員が結審する予定。27日は団体関係者2人の論告求刑公判もあり、検察側はそれぞれ罰金100万円を求刑した。






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