観光の春到来 養老神社・菊水泉で若水取り - 岐阜新聞 Web – 岐阜新聞

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写真:観光の春到来 養老神社・菊水泉で若水取り
「若水取り」で、孝子源丞内に扮して菊水泉の水をくむ中島悠花さん(左)と守谷実紗希さん=養老郡養老町、養老神社

 養老改元1300年祭の皮切りに、養老公園(岐阜県養老郡養老町)の養老神社にある「菊水泉」で20日、春の観光シーズンの到来を告げる恒例の「若水取り」が行われた。改元の舞台となった伝承の地で、女性2人が孝子伝説に登場する木こりの孝行息子に扮(ふん)し、湧き水をくみ取った。

 菊水泉は日本名水百選の一つで、717年に美濃国を行幸した元正天皇が現在の養老町を訪れた際、浴した美泉として伝わる。「美泉は老いを養う」と、後漢の光武帝の言葉をひいた元正天皇はその年の旧暦11月17日、元号を養老に改元したとされる。

 翌年には甘酒を作るため立春にくんだ水を朝廷に献上したという逸話もあり、町観光協会(中村一会長)は史実に倣って若水取りを毎年行っている。行楽シーズン中の安全を祈願して神事を行い、くんだ水は奈良県の元正天皇陵に献水している。

 この日、大垣養老高校教諭の中島悠花さん(23)と、大垣共立銀行養老支店行員の守谷実紗希さん(19)が、滝でくんだ水が酒に変わったとされる孝子伝説の源丞内に扮して登場。カメラを構え取り囲む観光客らを前にヒョウタンで水をくみ、笑顔を振りまいた。

 同祭は12月23日まで春、夏、秋の3部構成でさまざまなイベントが繰り広げられ、改元のあった11月17日を中心に秋にイベントが集中する。飛騨・美濃観光大使の鈴木ちなみさん扮する元正天皇の行幸行列の再現や、昨年好評だった養老の滝のイルミネーション企画なども予定されている。






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