【巨人】阿部、4番400試合目で自身初の3戦連続勝利打点!今季10勝中5度目のV打 – スポーツ報知

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 外角へ逃げていく変化球も、阿部のバットからは逃げられなかった。「体勢は崩されたけれど、打球が上がってくれてよかった。最低限の仕事はできたと思います」。初回1死二、三塁から、ブキャナンのシュートをきっちり外野へ飛ばした。先制の犠飛。これが、3試合連続の勝利打点となった。

 6回2死一塁では中前へはじき返し9試合連続安打としたが、元正捕手らしい絶妙の心配りでもチームを救った。3回から緊急登板した篠原は17日に支配下登録されたばかりで、この日がプロ初登板。いきなりピンチを背負うと、阿部はゆっくりマウンドへ歩み寄った。「打たれてもいいよ。自分で配球を難しくするなよ」。打たせまいと力みかけていたところで、シンプルに攻めるようにと一呼吸入れた。投手心理、打者心理を知り尽くしている阿部ならではの助言だった。

 鹿児島は“パワースポット”だ。巨人が5冠達成した12年。4月に2度の5連敗を喫すなど序盤で大苦戦していたが、逆襲のきっかけになったのが、鴨池球場での一戦だった。4月26日のDeNA戦は、先発全員安打の15安打と火を噴き、15―3で圧勝。猛攻の口火を切ったのが、初回に先制2ランをたたき込んだ背番号10だった。「球場によって、確かに相性はある。ボールが見えやすい、とか。打てたってことは、俺に合っていたんだろうな」。阿部自身もここから勢いに乗り、打率3割4分、104打点でリーグ2冠に輝いた。

 今季10勝のうち5勝が阿部のバットによってもたらされたが、数字以上の圧倒的なオーラを放っている。高橋監督も「結果的にその(阿部の)1点だけだったので、大きな1点だった。きっちり走者をかえせるのは調子がいいのもあるけど、一つ二つレベルは違うと感じる」と絶賛した。パワースポットでの戦いを経て、さらに加速の予感だ。(尾形 圭亮)

 ◆記録室

 阿部(巨)が初回に先制の犠飛。15年6月27日ヤクルト戦の7回に先制ソロで記録して以来、自身2度目となるスコア1―0の勝利打点をマークした。

 今年は開幕戦と2戦目のともに中日戦で、先制2ランと逆転サヨナラ3ランを放ち、2試合連続の決勝打。16日の中日戦からは、いずれも先制の打点を挙げて3試合連続のV打は自身初めて。計5度の勝利打点は、ペゲーロ(楽)、小谷野(オ)、浅村(西)の4度を抑え、両リーグで最も多い。

 阿部は開幕から全16試合で先発4番に座り、4番打者での出場が通算400試合目。巨人で400試合以上4番を務めたのは、阿部が8人目だ。今年は残り127試合。頼りになる阿部が4番出場を続けられれば、今シーズン中にもチーム4番打者の試合数で、ラミレスを抜いて5傑入りする。(阿部 大和)






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