【新・英国へ 6・8総選挙】 ウイスキー業界 離脱も独立も嫌 悩み募るスコットランド – 産経ニュース

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 「英国が欧州連合(EU)を離脱するのは嫌。だが、EUに残るために、英国から独立するのも嫌」。こんな複雑な選択に悩むのが、英北部スコットランド地方が世界に誇るウイスキー業界だ。6月の総選挙では独立を目指すスコットランド民族党(SNP)から猛烈な働きかけを受けるが、「それでいいのか」の思いは強い。

 英北部ピトロッホリーのウイスキー蒸留所「エドラダワー」(1825年創業)を訪ねた。山あいの清流の地で、伝統製法をかたくなに守る。

 「EU離脱の国民投票には仰天した。うちの商品の6割は輸出で、うち半分はEU向け。『大変なことになった』と思った」と、古参社員ジョン・ゴルトさん(50)は回想する。その対応も決まらないうちに、SNPがスコットランド独立を問う住民投票の再実施を要求。6月の総選挙実施も決まり、政治の急展開に慌てるばかりだ。

 「私はSNP支持者だが独立となると困る。EU離脱後、ビジネスには日本や中国などとの有利な2国間協定が重要だ。それをやってくれるのは、英国政府。独立はしない方がいい」と、ゴルトさんは言う。

 ウイスキー産業は北海油田と並び、スコットランド経済を支える重要分野。シングルモルトの世界的ブームで輸出を伸ばし、NHKの連続テレビ小説「マッサン」放送後、蒸留所には日本人観光客もたくさんやってくるようになった。

 業界の悩みは、スコットランドの有権者約400万人の多くに共通する。

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