体験型へ大規模改修 駒ケ根シルクミュージアム – 長野日報

Home » 町おこし » 体験型へ大規模改修 駒ケ根シルクミュージアム – 長野日報
町おこし コメントはまだありません






駒ケ根市は今年度、同市東伊那にある養蚕や製糸をテーマにした展示施設「駒ケ根シルクミュージアム」をリニューアルする。大規模な改修は開館以来初めて。現在は一部が別室となっている繭クラフトや染色、機織りの「体験工房」を一つにまとめる形に改修する計画で、体験型の施設としても特徴付けていく考え。同市は、絹を観光資源としたインバウンド(海外誘客)に関係機関と連携して取り組んでおり、「外国人観光客のほか新たな利用者を取り込みたい」としている。

同施設は、かつて上伊那地方で盛んだった養蚕文化を後世に伝えようと2002年4月に開館した。大正から昭和にかけて地域の養蚕や製糸産業を支えた組合製糸・龍水社の大型機械、古い蚕具、糸繰り器、機織り道具などを展示。農産物直売所やレストランを併設し、16年度の利用者は約4万人。

同館は、富岡製糸場(群馬県)が世界遺産となり製糸産業を中心に養蚕への関心が高まる中、インバウンドへの対応として展示物のパネルや案内板、パンフレットの多言語化を進めてきた。今回の改修も誘客促進策の一環で計画。事業費は国の地方創生拠点整備交付金など約4000万円を活用、9月以降に着工し、年度内の完成を目指す。

現在は「体験工房」の機織りコーナーが奥まった別室に設置されており、改修では三つの体験コーナーを集約した工房とする計画。来館者に目立つように整備する。併せて、常設展示の模様替えや照明のLED化、空調設備の更新などを実施する。

関宏夫館長は「開館15周年を迎え、体験施設としても定着してきている。より使いやすく体験しやすい施設にし、新たな利用者を増やしたい」と期待。同施設一帯を竜東地域の農村公園と考え整備する同市農林課は、改修を地域振興の一環とも位置付けており「関係施設と連携し滞留型の観光施設としていきたい」としている。










コメントを残す