一家で「トトロの家」移住 名古屋→香春町の古民家へ [福岡県] – 西日本新聞

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 香春町採銅所の古民家に、名古屋市から笹原鉄平さん(36)、令(つかさ)さん(43)一家4人が移住した。町地域おこし協力隊が取り組んでいる移住プロジェクトの一環。6月中の完全入居を目指し、リフォームを進めている。

 一家は2006年まで福岡市内で暮らした。アパレル会社に勤めていた令さんの転勤を機に名古屋市に転居。住居は花火が間近に見える高層マンションの最上階だったが、時折、近くの工場地帯から排ガスが流れてくることもあった。長男の悠平君(5)が小児ぜんそくを患っていたことから、自然豊かな場所へ移住を決めた。

 一家は昨年12月、香春町が主催した「香春町ぐらしトライアルウイーク」に参加。協力隊メンバーの住居を間借りして1週間暮らした。「採銅所の駅をまたぐと、タイムスリップしたかと錯覚するほど別世界だった。心が静まる空気感が気に入った」と令さん。一家は住民ともすぐに溶け込み、町の空き家バンクを活用して移住の準備を始めた。

 移住先の古民家は林寛さん(63)が貸した。1934年に建てられた木造平屋。現在、鉄平さんは仕事の都合で名古屋市に残っているが、令さんと悠平君、長女で採銅所小4年の空ちゃん(9)は3月に香春町に住民票を移し、田川市内の鉄平さんの実家に仮住まいしている。町の補助金も活用し、トイレや風呂などの水回りとキッチンのリフォームを依頼。内装などはDIY(日曜大工)で令さんが改修している。

 10日には協力隊メンバーが企画したDIY体験イベントがあり、町内外から集まった参加者6人とともに、内壁にしっくいを塗った。空ちゃんは「トトロが出そうな家だけど、住むのが楽しみ」と期待に胸を膨らませていた。

=2017/06/15付 西日本新聞朝刊=






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