教科書展示会開催中 道徳の小学校教科書が初公開 愛国心が不十分 – BLOGOS

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写真は、初の小学校道徳の検定教科書 教育出版本

http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/docs/doutoku/index.html 

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」参議院議員(全国比例区)の赤池まさあきです。

6月16日(金)から2週間、全国47都道府県の1,208の教科書センターや図書館等において、来年度使用される小・中・高・特別支援学校の教科書の展示が始まりました。今年度採択される小学校の初めての「特別の教科道徳」の検定教科書、8社6学年分の48冊セット66点が公開されています。ぜひお立ち寄り頂き、実際にご覧頂ければと存じます。私は全部の道徳教科書を一読しましたが、伝統文化や愛郷心はあるのに、愛国心にそった教材がほとんどありません。その中で、唯一教育出版の道徳本が及第点でした。各地でご確認して、良い道徳の教科書を選択して、来年度から小学校で使用して頂きたいと思います。

 各地の教科書センターの場所はこちら

 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/tenji/1359114.htm

●教科書の検定

 3月24日(金)に、文部科学省教科用図書検定調査審議会において、平成28年度教科書検定結果が公表されました。この検定では、平成30年度から使用される高校の全教科書と、初めて教科化された小学校道徳の教科書が対象となりました。

 「特別の教科道徳」の小学校教科書(1年から6年)の6種の検定には、8社が申請し、文科省では3つの特色があると説明しています。

 ①先人の伝記、スポーツなど、児童の興味・関心を高めながら「生き方」を考えさせる題材、

 ②情報モラルなど現代的な課題から物事を多面的・多角的に考えることができる題材、

 ③いじめ問題に関する題材

 以上は、全ての教科書に掲載されています。今回の検定を経た教科書を活用して、「考え、議論する」道徳を深めるなど、児童の興味、関心等の応じた質の高い授業が展開されることを期待しているとのことです。

●教科書は学習指導要領に必ず沿って作成しなければならない

報道によると、「パン屋」が文科省の検定によって「和菓子屋」になったということだけが話題になりましたが、教科書は文部科学大臣告示の学習指導要領にそって作成されなければなりません。法的拘束力があります。道徳の場合は、A自分自身、B人との関わり、C集団や社会との関わり、D生命や自然、崇高なものとの関わりの4分野に分かれ、19項目から22項目の徳目があり、教材がどの項目に該当するかが明示しなければなりません。文科省の教科書検定は、その項目に沿っていない場合に、検定意見を付けるわけで、ここをこう直せとか、削除せよという「検閲」ではなく、内容修正は教科書会社の判断と選択で行われたものです。

道徳の項目一覧

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2015/03/26/1356257_1.pdf

●道徳教科書の内容 愛国心が不十分

 私は公開された小学校の道徳教科書の8社、6学年分、48冊セットをすべて一読しました。その感想は色々あるのですが、集約すると3点あります。

 ①文科省の説明通り評価すべき点はあります。文部科学省発行の「私たちの道徳」や各社の副読本の基礎となって教科書が作成されており、共通する教材が多く、無難にまとまったという印象です。

 ②一方、従来からの読物道徳と呼ばれるような、国語の教材でも使用されうる読物が多く用いられており、今回目指した「考え、議論する」道徳には、及ばない教科書も多いのも事実です。

 ③特に、改正教育基本法に明記した、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」を踏まえて、道徳の学習指導要領の目標にも入っているわけですが、実際の教科書を見ると、十分な対応ができていないのではないかと思います。伝統と文化、愛郷心の教材はあるのに、愛国心に対応した教材がほとんどありません。唯一教育出版本だけは及第点ではないかと思いました。具体的には、「大切な国旗と国歌」(2年)「日本人が世界に広めたすごいもの」(4年)「志高く、今を熱く生きる(渋沢栄一)」(5年)「祖国にオリンピックを(和田勇)」「米百俵(小林虎三郎)」(6年)の教材が取り上げられていました。

●道徳の小学校教科書を採点

 道徳の小学校教科書を自分なりに採点してみました。小学校道徳の教科書の中で、道徳目標の「伝統文化、我が国と郷土を愛する態度」と「国際理解、国際親善」の2項目に対応する教材が良い教材かどうかで加点方式で順番をつけてみました。

第1位 教育出版 28点中評価9点「大切な国旗国歌」「渋沢栄一」「五輪誘致和田勇」等

第2位 学研    22点中評価4点 「ホワイトハウスにできた柔道場(山下義韶)」等

第3位 廣済堂あかつき 17点中評価4点 「ブータンに農業西岡京治」「新渡戸稲造」等

第4位 学校図書 16点中評価3点 「米百俵」「エルトゥールル号」「西岡京治」

第5位 文教出版 24点中評価2点 「東京五輪 国旗」「エルトゥールル号」

第6位 東京書籍 16点中評価2点 「三つの国」「新しい日本に―龍馬の心)」

第7位 光村図書 12点中評価2点 「日本のお米、世界のお米」「エルトゥールル号」

第8位 光文書院 24点中評価1点 「これが日本」

 ぜひ各地の教科書展示会場で、ぜひご確認頂き、ご意見を書くアンケートのコーナーもありますので、率直な意見をお寄せください。道徳の教科書は今年度各地の教育委員会等で採択されますので、ぜひ良い教科書を採択して頂ければと存じます。 

 私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」や「和を以て貴しとなす」「万機公論に決すべし」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全ては国家国民のために、根拠をもって総合的に日々全身全霊で取組みます。






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