県知事選 川勝氏 全域で優勢:静岡:中日新聞(CHUNICHI Web) – 中日新聞

Home » 住民投票 » 県知事選 川勝氏 全域で優勢:静岡:中日新聞(CHUNICHI Web) – 中日新聞
住民投票 コメントはまだありません

◆本紙世論調査

写真

 二十五日投開票の静岡県知事選で、中日新聞東海本社は十六〜十八日、県内の有権者を対象にした世論調査を実施した。取材を踏まえた情勢は、三期目を目指す無所属現職の川勝平太氏(68)が全域で優位な戦いを進め、無所属新人の溝口紀子氏(45)が支持拡大を急ぐ展開となっている。ただ、四人に一人以上が投票先を「まだ決めていない」としている。

 川勝氏は支援を受ける民進党の支持層の七割超を固め、支持政党なし層からも五割超の支持を集める。自民党支持層からも五割超、共産党支持層も六割超が支持し、党派を超えて浸透している。東・中・西部の地域別ではいずれの地域でも溝口氏をリードしている。年代別では十〜二十代から強い支持を集めている。候補者を評価する際に最も「リーダーシップ」を重視すると回答した有権者の多くが川勝氏を支持した。

 溝口氏は自民党県連の全六十七地域支部のうち二十支部から推薦を受けているが、党支持層の三割弱の支持にとどまる。公明党支持層から一定の支持を得られているが、支持政党なし層や共産党支持層への浸透が見られない。年代別では三十代以上から一定の支持を受ける。候補者の「人柄やイメージ」を重視すると回答した人の投票意欲が高くなっている。

 知事選の争点となっている川勝県政二期八年の評価については、七割超が「大いに評価する」「ある程度評価する」と回答し、「あまり評価しない」「まったく評価しない」は二割超にとどまった。

 投票で最も重視する政策や課題を聞いたところ、「雇用や地域経済対策」「福祉や医療の充実」を挙げた人の割合がそれぞれ二割以上となった一方で、中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働問題や浜松市西区の野球場建設構想は一割未満と低かった。

◆浜岡再稼働 6割「反対」

写真

 中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働には、回答者の六割が反対した。原子力規制委員会の審査に合格すれば再稼働を認める人は二割で、住民投票に判断を委ねるべきだと考える層は一割にとどまった。

 年代別で見ると、十〜二十代の若者世代では「再稼働すべきだ」が四割で、反対の三割を上回った。住民投票の支持は二割だった。三十代以上はいずれの世代も「再稼働すべきではない」「廃炉にすべきだ」の合計が過半数を占め、七十代以上では七割に上った。

 両候補の支持層は、いずれも六割が再稼働に否定的だった。支持政党別でみると、自民支持層は安全性が確立するまで再稼働を認めない人と審査合格で再稼働を認める人がともに三割を超えた。一方、民進支持層は四割が廃炉を望んだ。

 最も重視する政策や課題に「再稼働への姿勢」を挙げた層では、七割が「廃炉」、二割が「安全性が確立するまで再稼働すべきではない」を選んだ。

(知事選取材班)

<調査の方法> 静岡県内の有権者を対象に16日から18日までの3日間、コンピューターで無作為に発生させた電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。対象の有権者にかかった1952件のうち、1109人から有効回答を得た。回答率は56・8%。集計は実際の年代構成や性別を反映させた。調査結果の文中とグラフの数値は四捨五入のため、合計が100%にならない場合がある。

この記事を印刷する

コメントを残す