タイムカプセルを開封 近江八幡で映画関係者ら10年ぶり – 中日新聞

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タイムカプセルを10年ぶりに掘り出す関係者=近江八幡市の八幡山で

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 十年前に映画監督の指導で映画「タイムカプセル・アドベンチャー」を完成させた近江八幡市の当時の小中学生らが十五日、ロケ地の市内に十年ぶりに集まり、埋めたタイムカプセルを掘り出して当時を懐かしんだ。

 映画は二〇〇七年、市内の地域づくり実践グループ「ひょうたんからKO−MA」が故郷の魅力を知り、作品を仕上げる楽しさを感じてもらおうと企画。近江八幡、大津市、竜王町の小六から中二の七人が公募で出演者などに選ばれた。制作では、映画「ゆきゆきて、神軍」などの監督で知られる原一男さん(72)の指導を受けた。

 映画は、子どもの時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすと、子ども時代に戻って市内を巡るという内容。市内の八幡山や新町通などで撮影を重ね、子どもたちは映画の完成後、台本や日程表、十年後の自分に宛てた手紙などを入れた容器を八幡山の麓に埋めた。

 十年たち、関係者から「映画のようにタイムカプセルを掘り起こそう」と盛り上がり、集まることに。

 この日は当時のスタッフ、出演者とその家族ら十四人が参加。スコップで縦三十センチ、横二十センチの容器を掘り出し、歓声を上げた。

 脚本、監督をした大学生の五島惣一郎さん(22)=大津市=は「開封し、当時のことを鮮明に思い出した。よく叱られたが、頑張ったことで根性がついた」と懐かしんだ。自分に宛てた手紙を書いた理学療法士の尾中沙織さん(21)=近江八幡市出町=は「家に帰ってゆっくり読みます」と大事そうに手紙を取り出した。

 原さんも駆け付け、「子どもたちは成長したが、こちらはひたすら年を取ったなという感じ」と話していた。 参加者らはこの後、当時の映画を見るなどして再会を喜び合った。

 (前嶋英則)

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