日本農業新聞 – [花やいで 東北の農村女性] 第二の古里 魅力を発信 … – 日本農業新聞

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自らがデザインしたグリッシーニの箱を持つ宮崎さん(山形県小国町で)

 山形県小国町地域おこし協力隊の宮崎美穂さん(25)は、学生時代に培ったデザイン技術を生かし、特産品のオリジナル包装などを手掛ける。小国町に興味を持ってもらうことを追求し、目を引くデザインや地元の情報発信に力を入れる。

 東京都出身。山形市の東北芸術工科大学で洋画を学んだ経験を持つ。都内の会社に勤めたが、以前から農村での暮らしに憧れていたことから、大学時代に慣れ親しんだ山形県内で職場を探していた。

 同町が、特産品開発やPRができる人を協力隊として募集していることを知り、「絵の技術が生かせる」と思い応募。2016年2月に着任した。

 町内の女性農業者らの特産品開発グループ「ミグリオグニ」に参加した。イタリアのパンの一種で、地元の米やタカキビを使った「グリッシーニ」の包装デザインを担当。実を付けたタカキビをかたどったロゴをデザインした。手軽に食べてもらえるよう、「つまむ穀つぶ」というキャッチフレーズを打ち出した。

 「つい、友達にあげたくなるような包装を心掛けた」と振り返る。「グリッシーニ」は、やまがた土産菓子コンテストで知事賞を受賞している。

 地元の業者が作るタカキビを使ったうどんを紹介するパンフレットも製作。タカキビ農家へのインタビューや、料理レシピを盛り込んだ。

 一連の商品については、小国いきいき街づくり公社の特産品をPRするホームページ「おぐにもん」で紹介している。

 宮崎さんは「商品のデザインや情報発信を通じて、小国町に興味を持ってもらい、行ってみたいと思う人を増やしていきたい」と思い描く。

<ここだけの話>

 米や野菜を分けてもらうことも多く「気遣いが本当にうれしい」と振り返る。東京では弁当を買ったり、外食したりすることが多かった。「お裾分けをきっかけに、料理の楽しさを知りました。もう前の暮らしには戻れないですね」と話す。 

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