“愛蚕蚕”玉繭恋守り 市内の絹織物会社 来月から販売 – 中日新聞

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恋の象徴として玉繭を包んだお守り「恋まゆ」=白山市白峰で

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 白山市白峰地区に伝わる県無形文化財の絹織物「牛首紬(うしくびつむぎ)」を扱う西山産業開発(同市部入道町)は、白山開山1300年を記念して牛首紬に使う「玉繭」を包んだお守り「恋まゆ」を作った。雄と雌の蚕が入った玉繭を恋の象徴として、若者を中心に伝統産業をPRしていく。(冨田章午)

 繭は通常一匹の蚕が作るのに対し、玉繭は雄と雌の蚕が共同で作り上げる。玉繭は繭全体の2〜3%の割合でできるが、二匹の糸が絡み合って紡ぐのが難しい。牛首紬には玉繭が使われていて、所々に糸の節が残ったような跡ができるのが特徴になっている。

 制作のきっかけは、県外で開いた物産展で同社の西山博之専務が玉繭の説明をすると、若い女性から「玉繭を恋愛のお守りにしたい」との声が相次いだこと。数年前には、物産展で西山専務から特別に玉繭を譲り受けた二十代の女性二人が共に結婚の報告に来たという。

 十五、十六の両日に同市白峰の織りの資料館白山工房であった「織座市」では五十個が先行販売された。西山専務は「牛首紬は着物のイメージが強いが、お守りで気軽に白峰の伝統に触れてほしい」と話した。

 八月から市内の特産品販売店「くろゆりの里」(三宮町)や「おはぎ屋」(白山町)、道の駅瀬女(瀬戸)などで販売する。一個千五百円(税抜き)。

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