世界遺産へ一体観光 天草市と南島原市が交流協定 [熊本県] – 西日本新聞

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 天草市と長崎県南島原市は10日、島原湾を挟む両地域の観光を一体的に促進しようと、交流連携協定を結んだ。両市に構成資産がある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の来夏の世界文化遺産登録を見据えて、片道30分のフェリーを活用して周遊する旅行商品を共同で企画する。

 両地域は島原の乱(1637~38年)で住民が結束して一揆を起こすなど古くから結びつきが強い。ただ、乱の舞台となった「原城跡」(南島原市)、キリシタンの絵踏みが行われた庄屋跡に造られた崎津教会が立つ「天草の崎津集落」(天草市)と構成資産はあるが、観光客の滞在時間の短さが共通課題となっている。

 旅行商品は旅行業者と連携して企画。両地域を一つのエリアと捉え、フェリーで移動しながら構成資産を含めた観光スポットを巡る宿泊プランにする。10月以降にモニターツアーを実施した後、販売予定だ。福岡県内で物産展に共同出展することでも合意。名産のそうめんとだしを組み合わせるなど、両市の食材を組み合わせた商品も開発する。

 10日に南島原市であった締結式では、同市の松本政博市長が「連携で世界遺産効果を高めたい」とし、天草市の中村五木市長は「両地域の理解を深める大きな一歩にしたい」と語った。

 キリシタン関連遺産は、政府が1月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を決定。18年夏のユネスコ世界遺産委員会で登録の可否が審査される。

=2017/08/11付 西日本新聞朝刊=






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