絶景・温泉・日本酒を福島県で…観光誘客大作戦 – 読売新聞

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 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で落ち込んだ観光客を呼び戻そうと、福島県は10月から来年3月にかけて、大型観光企画「『福が満開、福のしま。』ふくしま秋・冬観光キャンペーン」を展開する。

 秋から冬にかけて観光客が落ち込むことや、地域による観光客数のばらつきが課題となっており、誘客の起爆剤にすることを狙っている。

 今回展開する観光企画は、紅葉などの「絶景」、県内各地にある「温泉」、全国新酒鑑評会で5年連続金賞受賞数日本一となった「食と日本酒」の三つがキーワード。単独の観光地を訪れてもらうだけではなく、周遊してもらうことを狙い、スタンプラリーを行うほか、首都圏のJR駅でガイドブックの配布なども行う。

 期間中、28種の特別企画を実施する。3月末に避難指示が解除された浪江町で開催される「復興なみえ町十日市祭」などのイベントと連携するほか、県内唯一の国宝建造物「白水阿弥陀堂」の夜間拝観などを企画している。

 また、JR東日本も10月~12月、本県をツアー商品などの「重点販売地域」に指定し、イベント列車の運行や首都圏発のツアー商品の販売、ツアー参加者向けの観光周遊バスの運行、地元産品を使った記念駅弁の販売などを行う。

 県内の観光客数は、2015年4~6月に実施した大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン」などの効果で、16年は前年比4・9%増の5276万人と、震災前の10年(5717万人)の92・3%まで回復した。ただ、地域別では中通り2301万人(前年比11・5%増)、会津1907万人(同1・0%増)、浜通り1067万人(同0・9%減)と、地域でばらつきがあることや、紅葉が終わった後の秋~冬に減少することが課題となっている。

 福島県の内堀知事は福島市で6日開かれた発表記者会見で、「周遊の工夫を重点的に行った。広い福島を鉄道やバスを使って回ってもらいたい」と期待感を示した。






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