河内長野・滝畑ダムのトンネルで酒熟成 最長2年、関係者「新特産品に」 – 産経ニュース

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 府内最大の多目的コンクリートダム「滝畑ダム」(河内長野市)敷地内のトンネルで、今年も地酒の貯蔵が行われた。昨年の実験から始まった取り組みで今回は300本を準備。最長で2年間寝かせる予定といい、関係者は「地域の新特産品に」と意気込む。

 総貯水容量934万トンを誇る滝畑ダムは、昭和57年に完成。地酒を新たな観光資源のひとつにしようと市と地元の老舗蔵元、ダムを管理する府が協力し、昨年12月から今年5月、ダムの湖底と敷地内の工事用小型トンネル「リムトンネル」の2カ所で一升瓶12本を使った熟成実験を実施した結果、貯蔵場所として適していると実証されたため、今回は本数を増やして熟成を行う。

 酒の熟成には温度が一定という環境が不可欠だが、同ダムのリムトンネルは前回の実験で平均約13・5度と良好な条件であることが確認ずみ。今回は老舗蔵元「西條合資会社」と今回からメンバーに加わった酒類販売業「阪谷」(河内長野市)の経営者らが甘口の「天野酒 僧房酒」(300ミリリットル瓶)300本を、トンネルの奥に置いた。

 トンネル内の酒は来年3月まで、1年間、2年間と3種類の期間を設定し、各100本を熟成。寝かせた酒は、河内長野市の「ふるさと納税」の返礼品として提供される。西條合資会社の蔵主、西條陽三さん(53)は「滝畑ダムという奥河内の地域資源を生かした新名産品も形になりつつある。この取り組みを成功させたい」と意気込む。12月中旬以降には、同社の新酒を同ダム湖底で熟成する計画が始まる。






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