商店街の空き店舗が「エンタメ空間」に 沖縄・コザの魅力を感じるホテル – 沖縄タイムス

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 シャッター通りをホテル街道に-。観光フリーペーパーの発行や広告事業などを手掛けている「ファンファーレ・ジャパン」(沖縄市、島袋武志社長)が沖縄市中央のパークアベニュー通り沿いの空き店舗をホテルの部屋に改装し、宿泊業を営んでいる。空き店舗を利用した部屋は現在、3室。来年3月までには2部屋もオープンする。地元の商店街組合や沖縄銀行とも連携し、5年以内に10~20室に増やす計画だ。

もともとはヘアサロンだった空き店舗を改装して宿泊施設にした部屋。椅子や机、ベッドなどがゴージャスで宿泊客から評判がいい=13日、沖縄市中央

もともとはヘアサロンだった空き店舗を改装して宿泊施設にした部屋。椅子や机、ベッドなどがゴージャスで宿泊客から評判がいい=13日、沖縄市中央

通りを「ホテル街道」にするために事業に取り組んでいる「ファンファーレ・ジャパン」の(右から)島袋武志社長と同社の神山繁さん、市センター商店街振興組合の浜比嘉進理事長、沖縄銀行コザ支店の伊志嶺朝太支店長

通りを「ホテル街道」にするために事業に取り組んでいる「ファンファーレ・ジャパン」の(右から)島袋武志社長と同社の神山繁さん、市センター商店街振興組合の浜比嘉進理事長、沖縄銀行コザ支店の伊志嶺朝太支店長

もともとはヘアサロンだった空き店舗を改装して宿泊施設にした部屋。椅子や机、ベッドなどがゴージャスで宿泊客から評判がいい=13日、沖縄市中央 通りを「ホテル街道」にするために事業に取り組んでいる「ファンファーレ・ジャパン」の(右から)島袋武志社長と同社の神山繁さん、市センター商店街振興組合の浜比嘉進理事長、沖縄銀行コザ支店の伊志嶺朝太支店長

 同社は2016年7月に、通り沿いの二つの空き店舗を改装した「トリップショットホテルズ」をオープンした。アメリカンカルチャーを紹介する男性向け月刊誌「Lightning」が16年に同ホテルを特集し、全国各地から観光客が泊まるようになった。ことし4月には3室目の部屋も開店させ、現在、それぞれの部屋の稼働率は約7割に推移している。

 島袋社長は「ホテルに泊まることでコザの魅力を感じることができる」と強調。「ここ最近は市に来ることではなく、このホテルに泊まることが目的になっている客が増えている」

 部屋の魅力は前店舗の面影を残す造りと3室それぞれの間取りやコンセプトが異なることだ。もともとヘアサロンやバー、キャバレーだった店舗を改装。ヘアサロンだった部屋には髪を洗う洗面台跡を残したり、バーだった部屋には80年代に描かれた壁画がそのまま残ったりしているのが特徴だ。

 「10年以上も寝ていた店舗がホテルに変わった。これは通りを繁栄させるきっかけになる」。市センター商店街振興組合の浜比嘉進理事長は同社の事業を大歓迎する。浜比嘉理事長は「沖縄市は宿泊施設が少ないと言われているが、この取り組みは街に人を集めて活性化させる取り組み」と評価する。

 同社や同組合、沖縄銀行コザ支店の3者は事業主を募り、部屋を増加させる考え。同組合は空き店舗の家主や不動産情報などを紹介。沖縄銀行が財務の助言や必要に応じた融資なども行うという。

 沖縄銀行コザ支店の伊志嶺朝太支店長は「部屋自体がエンターテインメント空間になっており、評価できる町おこし。地域を支える地銀としてもこの取り組みを支えたい」と話した。島袋社長は「部屋一つ一つがコザの魅力を伝える場所になる。通り全体を宿泊施設にして多くの人たちが訪れるスポットにしたい」と意気込んだ。

 部屋は2人1室1万2千円からで4人まで宿泊可能。問い合わせは、電話070(5489)3969。






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