《経済》 浜名チャレンジマッチングフェア – 中日新聞

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◆浜松で53団体 展示商談

刑部製作が製造した型枠。ふりかけで白飯に井伊家の家紋が描ける=浜松市西区の浜名湖ロイヤルホテルで

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 浜名商工会は七日、展示商談会「第四回浜名チャレンジマッチングフェア」(中日新聞東海本社後援)を、浜松市西区の浜名湖ロイヤルホテルで開いた。県西部から中小企業を中心に過去最多の五十三団体が出展。3Dプリンターを使って多様な需要に対応したり、一般向けに溶接体験を売り出したりと、小規模ながらもユニークな試みを打ち出す事業者が目立った。 

 金属加工業の刑部(おさかべ)製作(西区)は3Dプリンターで作る自動車部品をはじめ、さまざまな造形品を並べた。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で描かれる井伊家にちなみ、家紋の図柄をくりぬいた樹脂の型枠を、弁当業者からの依頼で製造。ふりかけを上からまぶすと白飯に柄が表せる。刑部友通代表取締役は「将来的には個人の受注にも力を入れたい」と展望した。

ポリテクカレッジ浜松の学生が手掛けた電動三輪車(中)をはじめ、EVが並ぶ展示スペース=浜松市西区の浜名湖ロイヤルホテルで

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 防災用品製造販売のSPT(浜北区)は、避難時に持ち出す防災グッズなどをPR。女性向けのセットは生理用ナプキンや使い捨ての下着、スリッパといった品々を詰め合わせた。インターネットでの販売が好調といい、一人暮らしの女性が多い首都圏を中心とした需要を見込む。

 製造現場に家族連れらを迎え、仕事ぶりを体験してもらう取り組みの紹介もあった。

女性向けの品々を詰め合わせたSPTの防災セット=浜松市西区の浜名湖ロイヤルホテルで

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 住宅の門扉や庭のアーチといった鉄のオブジェを受注製造するアイアンクラフトじんぱち(西区)は、鉄の板を加工したクリスマスの装飾や風鈴の作例を展示した。同社は溶接や切断のワークショップ(体験講座)を、三年ほど前から有料で開いている。鈴木良治代表は「モノを作るだけでなく、体験をサービス化することは、体験に価値を見いだす『コト消費』の時代に合っている」と話した。

 浜名商工会の鈴木克明会長は「中小零細といえども技術力があり、すばらしい製品がある。一件でも多く企業間のマッチングをしてほしい」と期待していた。

 ポリテクカレッジ浜松(南区)の学生らが手掛けた一人乗りの電動三輪車や、小型電気自動車(EV)の展示もあった。

(久下悠一郎)

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