インバウンド(訪日客引込)予算、東北5県がトップ10入り – エコノミックニュース (プレスリリース)

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インバウンド情報を手がける株式会社やまとごころが自治体等が公示した入札情報を基に各県のインバウンド予算を推計し、その結果を公表。政府の「観光ビジョン」で強化が唱えられている東北各県が上位に。

 2016年3月、政府は、「観光先進国」への新たな国づくりに向けて、「構想会議」を設置し、「明日の日本を支える観光ビジョン」を策定し、これを公表した。この「ビジョン」を受けて、既に全国で官民一体となった取り組みが行われている。

 この「ビジョン」の中で「東北の観光復興」が唱えられ、「東北観光の拠点として、仙台市及び仙台空港を含む周辺エリアを”復興観光拠点都市圏”とし、重点的な支援を実施」など8項目の具体的な取り組みが掲げられている。

 今月7日、インバウンド(訪日客誘致)情報に関するWEBサイトを運営する株式会社やまとごころは、官公庁、自治体、観光協会など全国1000以上の関連機関が17年度上半期に行った入札の公示情報(提案上限予算額)を元に全国47都道府県のインバウンド関連予算を推計し、その結果を公表した。

 集計結果によれば、予算額において東北5県がトップ10以内にランキングされている。予算額でのランキングをみると、トップは東京都で11億円程度、2位が沖縄と続き10億円を超えており、3位が北海道(5.5億程度)で、以下、山形県、秋田県、福島県、兵庫県、京都府、宮城県、岩手県という順で、山形県(3.5億円超)、秋田県(3億円超)、福島県(2.5億円超)、宮城県(2億円超)、岩手県(2億円近く)の5県が東北地域に属する。

 施策の件数のランキングでは、トップは東京都の87案件、次いで北海道の62案件と続き、3位が沖縄県で59案件、以下、山形県(36)、千葉県(26)、岩手県、秋田県、福島県(同位25)、京都府、兵庫県(同位23)の順となっており、山形、岩手、秋田、福島の4県が東北地域に属する。

 訪日客のインバウンドに関する実績を観光庁が公表した直近データ「都道府県別延べ宿泊者数(平成29年9月(第2次速報))」を参考に見てみると、東北地域の「延べ宿泊者数」は、青森県が43.5万人、岩手県が52.7万人、宮城県74.3万人、秋田県31.8万人、山形県44.8万人、福島県89.2万人となっており、47都道府県の平均は87.1万人で福島県を除いて平均を下回っており、東京都(461.3万人)、北海道(324.1万人)、沖縄県(190.3万人)、京都府(146.1万人)など代表的な訪日観光地と比べても、重点地域として十分な実績が出ているとは言いがたい。政府、地元など官民一体となった今後の努力に期待する。(編集担当:久保田雄城)






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