JA常陸、アニメと初コラボ ガルパンの「ほしいも」直売所などで販売 – 東京新聞

Home » 特産品 » JA常陸、アニメと初コラボ ガルパンの「ほしいも」直売所などで販売 – 東京新聞
特産品 コメントはまだありません



ガルパンとコラボした商品のパッケージデザインを手掛けた山田さん=ひたちなか市で

写真

 「ほしいも三日分」−。そんな商品名の干しいもをJA常陸(常陸太田市)が発売した。大洗町を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」とコラボレーションした特別パッケージだ。JA常陸が、アニメなどの外部コンテンツを活用した商品を手掛けるのは初めて。ガルパンは新作の映画が封切られるなど人気は根強く、JA関係者は「JAのお堅いイメージを変えられれば」と期待する。 (越田普之)

 JA常陸は常陸太田市のほか、ひたちなか市や笠間市など約五万四千人の組合員を抱える。組合員の所得向上のため、アニメなどとのコラボによる新たな販路を探してきた。

 そうした中、ガルパンの制作を地元から支援した「Oaraiクリエイティブマネジメント」の常盤良彦社長(47)との縁を得て、コラボが決定。十品ほどの特産品の中から干しいもが選ばれた。

 商品名は「ほしいも三日分」。作中で干しいも好きとして描かれる県立大洗女子学園の女子高生角谷杏(かどたにあんず)の「(試合に)勝ったら(ごほうびは)干しいも三日分!」との発言にちなんだ。パッケージには、角谷杏が所属するチームの「カメ」もあしらい、ガルパンファンの心をくすぐる仕上がりになっている。

 干しいもはJA常陸の管内で収穫されたサツマイモ「べにはるか」を使用し、平干し百五十グラムがパックで入り税込み七百円。五月末から準備を進め、ガルパンファンが大勢訪れた十一月の「大洗あんこう祭」で先行販売すると、五百五十箱がわずか二時間で完売する好評ぶりだった。

 商品名とパッケージを手掛けたのは、ガルパンファンで、JA常陸阿字ケ浦支店に勤務する山田英里奈さん(25)。「作品に登場していたら、こういう感じなんだろうなとイメージした。完売という結果になって良かった」と話す。

 あんこう祭の後、商品は一時品切れになったが、JA常陸の直売所や大洗町の商業施設「大洗シーサイドステーション」内の「大洗まいわい市場」などで販売を再開した。

 JA常陸では、今後もコラボ商品を企画する。販売促進課の飛田正史さん(40)は「一般企業ではなく、JAがこういうことをやるのは、意外性があると感じてもらえるのではないか。新しい販路をどんどん開拓していきたい」と力を込めた。

<ガールズ&パンツァー> 2012〜13年に放映されたテレビアニメ。戦車を使った武道「戦車道」に励む高校生たちが、試合を通じて成長していく姿を描く。作中、大洗町の風景が頻繁に登場する。「聖地巡礼」で町を訪れるファンと、地元住民との交流が盛ん。今月9日、全国の映画館で「最終章」の第1話が公開された。

この記事を印刷する






コメントを残す