目当ては「シカ」と「大仏」だけ…インバウンドに“スルー”される奈良 旅行消費全国最低、観光客増も喜べぬ古都の事情 – 産経ニュース

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 昨年、外国人観光客が初めて100万人の大台を突破した奈良市。世界遺産・東大寺や奈良公園周辺は連日、外国人のグループでにぎわっている。ところが、一人当たりの旅行消費額で見れば、奈良はダントツの全国最下位。立ち寄った外国人客の約9割が日帰りで、宿泊は大阪や京都で-というケースがほとんどだ。“通過される街”奈良。外国人客はいったい何を目当てに足を運んでいるのか。21カ国から来た53組に突撃取材を敢行し、テレビでおなじみのフレーズをぶつけてみた。「YOUは何しに奈良へ?」-。(奈良支局・神田啓晴、藤木祥平)

口コミで訪れた外国人客も

 昨年、奈良市を訪れた外国人観光客は前年比61・64%増の157万6千人。東京都(約1310万人)や京都市(661万人)にはさすがに及ばないが、堂々の数字といえる。

 奈良にはどんな思いでやってくるのか。11月下旬から12月初旬にかけ、東大寺や奈良公園を散策している外国人観光客に声をかけて回った。最も気になる「奈良のお目当て」は、実に39組(73・5%)が「シカ」または「奈良公園」と回答。「大仏」「寺社仏閣」を挙げた観光客も33組(62・2%)に上った。「紅葉」「庭園」などの少数意見もあったが、ほとんどがシカや東大寺の大仏を目的に訪れていることが分かった。

 世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した「外国人に人気の日本の観光スポット」で、東大寺は5位にランクイン。レビューには、「ここに来なければ奈良を訪れたとはいえない」「関西に来るなら、必ず訪れるべき場所です」などといったコメントが並ぶ。奈良公園もトップテン入りこそ逃したが、11位と健闘している。

衝撃…平均「0・8泊」、消費も全国で「最下位」






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