「にし阿波」旅プラン提供 – 読売新聞

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 ◇地域協力隊3人、4月起業へ

 ◇山奥の集落交流の場に

 「にし阿波」と呼ばれる県西部(三好、美馬、東みよし、つるぎ4市町)の魅力を多くの人に紹介しようと、地域おこし協力隊の3人が、4月に旅行会社「WARE」の設立を計画している。外国人観光客が増加する中、協力隊員として県西部で暮らした経験を生かした旅行プランを提供するという。3人は「過疎高齢化が進む山奥の集落に世界中の人々が訪れ、交流する場にしたい」と意気込んでいる。(浦一貴)

 つるぎ町のさかえ高志さん(36)(大阪府出身)と、三好市の大塚学さん(28)(埼玉県出身)、同市の井上琢斗さん(27)(徳島市出身)。

 3人は2015~17年に協力隊員の活動を始め、地域活動や世界農業遺産に申請中の「傾斜地農業」の手伝い、剣山系の自然調査などを行ってきた。そば打ちを教わったり、いろりや縁側で語り合ったりして住民との信頼関係を深めるうちに、「にし阿波の魅力は、自然を尊重した暮らしが体験できること」と感じるようになった。

 そうした旅を求める外国人も増えている。16年ににし阿波地域で宿泊した外国人は07年の25倍、延べ約2万4000人に上った。

 これまで一緒に協力隊の活動をすることもあった3人は、にし阿波の良さを伝える旅を提案しようと、起業を思いついた。

 旅行業の資格を持つ大塚さんは「日本の伝統や文化に対する外国人の関心は高い。きちんと伝えれば、名所巡り以上の貢献が地域にできるはず」と語る。

 社名のAWA―REは、「阿波」と「再び」を意味する英語の「re」を組み合わせた。「日本三大秘境」の一つとして知られる三好市・祖谷地区などの情趣豊かな自然や飾らないもてなしに、「もののあはれ」を感じ取ってほしいとの思いも込めたという。

 4月から美馬市に事務所を置き、大塚さんが常駐する予定。榮さんは「にし阿波を訪れれば、集落の人々の心の温かさを感じるはず」と語り、井上さんは「観光客が地域に溶け込んだり、県外から訪れる生徒の教育につなげたりするような旅のプランを提案したい」と話している。






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