ふるさと納税「おすすめ魚介類」を魚のプロが紹介!淡路島3年トラフグ … – ダイヤモンド・オンライン

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「ふるさと納税」の返礼品で、おすすめの魚介類を魚のプロが紹介! 数が多すぎて、何を選べばいいのか迷ってしまう「ふるさと納税の返礼品」。そこでザイ・オンラインでは、数多くの返礼品のなかから、魚のプロが教える「本当においしいおすすめの魚介類」を紹介! まだ知名度は低いけれどこだわりがあっておいしいブランド魚や、一般には流通していない特別な魚などを、全国の魚介類に精通し、“おさかなコーディネーター”として活躍する「さかなの会」代表のながさき一生さんに聞いた。

 現在、“おさかなコーディネーター”として活躍中のながさき一生さんは、新潟県の漁師の家庭に生まれ、「目の前が海」という環境で育ち、子どもの頃から新鮮な魚介類に触れてきたというサラブレッド。その後、東京海洋大学に進学・卒業、築地の干物卸売会社への就職を経て、東京海洋大学の大学院で「魚のブランド」の研究で修士号を取得。大学在学中に立ち上げた「さかなの会」を主宰して各種イベントを開催したり、その知見を活かした著書『五種盛りより三種盛りを頼め 外食で美味くて安全な魚を食べる方法』(秀和システム)を発行したりと、魚をおいしく食べる方法を紹介する活動を行っている。

 そんな「知識と経験に基づく高い目利き力」を持つながさきさんによると、「ふるさと納税の返礼品には、鮮度の問題で通常の流通にはのっていない逸品や近い将来には有名になりそうなブランド魚がたくさんある」とのこと。そこで、全国の自治体が用意している「ふるさと納税」の魚介系返礼品の中から、ながさきさんがおすすめする返礼品を3つ教えてもらった!

 なお、「ふるさと納税」とは、簡単に言えば、自分の選んだ好きな自治体に寄付できる仕組みのこと。寄付金控除の適用下限額である2000円を超える分は、所得などの要件に応じて、一定の限度額まで所得税・住民税から全額が控除の対象になる。つまり、実質2000円の自己負担で、普段はなかなか買えない高額な商品や珍しい食品などが受け取れるお得な仕組みなのだ。ただし、控除を受けるには、「確定申告」や「ふるさと納税ワンストップ特例制度」を利用する必要があるので、忘れないようにしよう。

 それでは、今回はながさきさんのおすすめポイント付きで、ふるさと納税でこそゲットしたい魚介類を紹介していこう。

【おすすめ返礼品No.1】

「前拓水産の淡路島3年とらふぐ」(兵庫県南あわじ市)

「淡路島3年とらふぐ」「前拓水産の淡路島3年とらふぐ」(寄付額4万4000円)。4万6000円の寄付なら、珍しい「ふぐの白子」もついてくる!
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 ながさきさんがおすすめする魚介類の返礼品の1つ目は、兵庫県南あわじ市の「前拓水産の淡路島3年とらふぐ」だ。4万4000円の寄付で、「淡路島3年とらふぐ」活てっさ8人前が、「ふぐ皮」や「あら身」、ひれ酒用の「ひれ」付きでもらえる(冷蔵)。

 「『淡路島3年とらふぐ』は、その名の通り、淡路島で3年間かけて養殖したとらふぐです。もともと長崎県や大分県などを始めとする西日本ではふぐの養殖業がさかんなのですが、『淡路島3年とらふぐ』は通常2年間であることが多い養殖期間を3年として、手間暇をかけて育てられています」(ながさきさん)

 淡路島の名産品といえば、「玉ねぎ」が有名だ。しかし、淡路島の面する瀬戸内海は、向いの徳島県の「鳴門わかめ」に代表されるように昔から豊かな漁場で、現在ではとらふぐの養殖もさかんに行われているのだという。

淡路島3年ふぐのあら身実際に取りよせてみた「淡路島3年ふぐ」のあら身。鍋で食べると出しが出て絶品!
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 その最大の特長は、鳴門海峡の激しい潮の流れにもまれることで、ふぐの筋肉が発達することにある。2年養殖のふぐの体長は一般に一尾800g以下のところ、「淡路島3年とらふぐ」は3年間養殖されることで1200gから大きいものでは1800gにも成長するという。

 「3年もの間、いわばスパルタな環境で鍛え続けられることで、大きく育ちながらも身がしっかりと締まり、コリコリとした食感とうま味が強くなります。ふぐのおいしさはこの食感とうま味に左右されるところもあり、食べごたえのあるおいしい刺身が楽しめるのです」(ながさきさん)

 

 この「淡路島3年とらふぐ」は、近年、旅行雑誌の淡路島の食事特集などで取り上げられるようになってきたところで、特に東日本ではまだ知名度はそれほど高くない。業者により通信販売も行われているが、流通量は限られており、特に東日本でお目にかかれる機会はなかなかない。だからこそ、個人で「お取り寄せ」気分を味わえるふるさと納税でゲットするのがおすすめなのだ。

 では、この「淡路島3年とらふぐ」は、どのように食べたら最もおいしくいただけるのだろうか。

 「なんといっても、食感を楽しめる刺身や活きづくりがおすすめです。今回紹介した『前拓水産の淡路島3年とらふぐ』は、活てっさの状態で送ってくれるので、届いたら新鮮なうちに、そのままでいただけます。ふぐ皮やあら身も付き、鍋でもおいしい出汁が出ますよ」(ながさきさん)

 冬が旬だが、3月であればまだ間に合うので、ぜひ今年、試してみては。

■兵庫県南あわじ市
人口 4万5960人(平成30年1月末時点)
兵庫県南あわじ市

面積 229.2平方キロメートル
アクセス 高速バス:兵庫県神戸市三宮から約85分
車:明石海峡大橋から約50分
自治体の紹介 兵庫県の最南端に位置する市。南あわじ市と徳島県鳴門市の間にある鳴門海峡では「渦潮」が発生し、その渦の大きさは世界でも最大規模と言われている。その鳴門海峡では、タイなど豊富な魚が獲れる。また特産品である淡路たまねぎは、ミネラルたっぷりの土壌で育ち、甘くてジューシーな味わいが魅力。
ふるさとチョイスの「兵庫県南あわじ市」のページはこちら

【おすすめ返礼品No.2】

「土佐清水の長太郎貝(ヒオウギ貝)」(高知県土佐清水市)

「土佐清水の長太郎貝(ヒオウギ貝)」「土佐清水の長太郎貝(ヒオウギ貝)」(寄付額5000円)。色とりどりで美しい貝は、インスタ映え間違いなし!
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 ながさきさんがおすすめする魚介類の返礼品の2つ目は、高知県土佐清水市の「土佐清水の長太郎貝(ヒオウギ貝)」だ。5000円の寄付で、地元で「長太郎貝」と呼ばれる「桧扇貝(ヒオウギガイ)」を15個もらえる(冷蔵)。

 「このフォトジェニックな見た目、SNS映えしませんか!?」とながさきさんも興奮する美しい見た目が、「桧扇貝(ヒオウギガイ)」の最大の魅力。黄色、オレンジ、赤、パープル…色とりどりのルックスに、見た人は思わず歓声を上げることだろう。

 「桧扇貝」は主に西日本で養殖されている貝。そのため西日本の一部の地域ではなじみ深い貝である一方、東日本ではほとんど流通しておらず、「これから人気に火がつきそう」(ながさきさん)と期待も高まる。

 なぜカラフルな色合いになるのかは明らかになっていないが、その華やかな見た目から、西日本の一部の地域でお歳暮や正月の贈答品として用いられてきたという。

 土佐清水市は、高知県の南西部、四国本島の最南端に位置しており、湾状の地形に清流が注ぎ込み、黒潮の暖流が当たるため、適度な栄養分で貝の生育に適している土地だ。そんな土佐清水市は「日本の市の中で東京からの移動時間を最も要する場所のひとつ」と言われており、通常は「桧扇貝」も全国的な流通にのらない珍しい貝だが、ふるさと納税を利用すれば、東日本の人でも手軽にこのレアな特産品を楽しむことができる。

 気になる「桧扇貝」の味や食感はホタテに似ている。近年、ホタテは値上がり傾向にあるため、その代用品としてもおすすめできるという。

 「ホタテよりも小さい分、甘みが強い印象です。また、肝が濃厚な味わいを引き立てます。ふるさと納税の返礼品としてもらえる『土佐清水の長太郎貝(ヒオウギ貝)』は15個入りで、家庭で食べきるのにちょうどいい量。また、寄付金額は1口5000円と手軽で、送り先に自宅以外も指定できるので、実家や大切な人へのプレゼントにも最適です。絶対に驚かれることまちがいなしです(笑)」

 貝の調理の仕方がよくわからないという人も多いが、ながさきさんによれば「ただ焼くだけ」と、とてもシンプルだ。

 「表面を洗ってフライパンに貝を置き、そのまま加熱するだけです。貝が開いたら、身の付いているほうを下にして身が外れるまでさらに加熱します。蒸し焼きでもふたをしないままでも、酒や水を加えても加えなくてもOKです。塩味がついているので、まずはそのまま味わってください。三陸など北日本でとれる貝よりもあっさりとした味わいなので、お好みでバターじょうゆやマヨネーズなど、こってりめの味つけをしてもおいしいですよ」

 また、まるごとフライにしたり、刻んで炊き込みごはんにしたりするのもおすすめだという。

 「炊き込みご飯を、貝を器代わりにして盛り付ければ、パーティメニューとしても見栄えが良く、喜ばれますよ」(ながさきさん)

 

 こちらも3月ぐらいまでが旬。「土佐清水の長太郎貝(ヒオウギ貝)」を春のおもてなしに取り入れてみてはいかがだろうか。

■高知県土佐清水市
人口 1万4670人(平成28年1月末時点)
高知県土佐清水市

面積 266.5平方キロメートル
アクセス 空路&鉄道:高知竜馬空港から高知駅までバスで35分、土佐くろしお鉄道で中村駅へ(2時間)、その後バスで55分
自治体の紹介 高知県の南西部、四国本島の最南端に位置する市。足摺岬を有し、近隣に四万十川や柏島などたくさんの大自然がある。黒潮が日本で最初に接岸する場所でもあるため、海の幸も豊富だ。日本の市のなかでも、東京からの移動に最も時間を要する市の1つで、貴重な味を楽しむなら、手軽なふるさと納税がおすすめ!
ふるさとチョイスの「高知県土佐清水市」のページはこちら

【おすすめ返礼品No.3】

「この男に任せてみませんか ~浜田の旨い鮮魚直送便~」

(島根県浜田市)

「この男に任せてみませんか?~浜田の旨い鮮魚直送便~」「この男に任せてみませんか?~浜田の旨い鮮魚直送便~」(寄付額1万円)。写真のこの男、浜田市の鮮魚店「やなぎ水産」の柳雄一郎さんが厳選した魚を送ってくれるユニークな返礼品だ。
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 ながさきさんがおすすめする魚介類の返礼品の3つ目は、島根県浜田市の「この男に任せてみませんか ~浜田の旨い鮮魚直送便~」だ。

 「なんともユニークなネーミングのこちらの返礼品は、1万円の寄付で、地元の鮮魚屋「やなぎ水産」の三代目である柳雄一郎さんが、浜名港で水揚げされた新鮮な魚介の詰め合わせを送ってくれるサービス(冷蔵)です。内容は季節により異なりますが、柳さんが厳選した魚を獲れたての状態で送ってくれます」(ながさきさん)

 一例として、下記のような魚を送ってもらえるという。

春(3月~5月)スルメイカ、ノドグロ、バトウ(マトウダイ)、マアジなど、

夏(6月~8月)アマダイ、マアジなど

秋(9月~11月)カレイ、ケンサキイカ、ノドグロ、サバなど

冬(12月~2月)カレイ、タチウオ、ノドグロ、ブリなど

 浜田市には巻き網・底引き網の両方を行う、全国でも有数の漁港が多数存在する。

 「特に、アジやサバなどはこの近海に生息する特殊なプランクトンを食べて育つため、春から夏にかけてたっぷりと脂がのっておいしいですよ」(ながさきさん)

 中でも県内随一の漁獲量を誇る浜田港からの直送便とあって、期待が高まる。

 

 ふるさと納税で返礼品が生鮮食品の場合、送付日の告知がない自治体もあるが、「この男に任せてみませんか ~浜田の旨い鮮魚直送便~」は、寄付をした後、柳さんから電話で発送日や内容の確認があるため、安心だ。

 内容の指定はできないが、たとえば「イカにアレルギーがある」といった事情があれば、それを抜くなど配慮してもらえるという。また、ふるさと納税での利用をおすすめする理由のひとつが、希望すれば魚の処理をしたうえで送ってもらえる点だ。

 「たとえば『鍋で食べたい』などと相談すれば、ハラワタやウロコをとって、食べやすく切った状態で送ってもらえます。よくふるさと納税で魚を頼んだら、1匹まるごと届いて調理が大変だったという声も聞きますが、この返礼品なら安心です」(ながさきさん)

 

 地元の魚を熟知している魚屋さんと直接話せる体験は貴重で、こうしたサービスを受けられるのもふるさと納税ならでは。せっかくなら、魚を知り尽くしたプロに、おすすめの食べ方を教えてもらって試してみるのも楽しいだろう。「この男に任せてみませんか ~浜田の旨い鮮魚直送便~」は通年で寄付を受け付けているので、好みの魚介が出回る時期を狙って寄付するのもおすすめだ。

■島根県浜田市
人口 5万7140人(平成29年3月1日時点)
島根県浜田市

面積 689.6平方キロメートル
アクセス 高速バス:JR広島駅から約2時間
空路:出雲空港からJR出雲市駅までバスで20分、JRに乗換て特急で1時間10分。

または萩・石見空港からJR益田駅までバスで15分、JR山陰本線で25分
自治体の紹介 全国に誇れる海、山などの美しい自然が豊富な市。石見神楽やユネスコの無形文化財遺産に記載された石州半紙などの伝統文化、海水浴場、スキー場、しまね海洋館アクアスなど豊かな自然を活かした観光資源を有している。また、高速道路、港湾などの都市基盤や大学、美術館をはじめとする教育文化施設が充実した、人と文化と自然の調和のとれた島根県西部の中核都市でもある。
ふるさとチョイスの「島根県浜田市」のページはこちら

 今回は、おさかなコーディネーター・ながさき一生さんに、ふるさと納税でもらえる魚介の返礼品の中でもイチオシの3品を紹介してもらった。どれもふだんはなかなか入手できない、レアでユニークな品ばかりだ。ぜひ、お取り寄せ気分でチェックしてみてほしい。

(取材・文/麻宮しま)




ながさき一生(ながさき・いっき)[おさかなコーディネーター]
1984年、新潟県糸魚川市にある漁村「筒石」で生まれ、漁師の家庭で家業を手伝いながら18年間を送る。2007年に東京海洋大学を卒業後、築地市場の卸売会社で働いた後、同大学院に入学。魚のブランドの研究で修士取得。2010年から、大手IT企業で働きITビジネスの知見を得つつ、一般消費者の視点も養う。2006年からは、水産庁公認「浜の応援団」である「さかなの会」を主宰し、食べる魚に関するイベントを多数開催。参加者は延べ1000人を超える。著書に『五種盛りより三種盛りを頼め~外食で美味くて安全な魚を食べる方法』がある。

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