薬草栽培で地域おこし 志賀・熊野地区 大学生インターン報告会 – 中日新聞

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住民らを前に成果を報告する坂本春菜さん(左端)と松井淳聖さん=志賀町草木で

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 休耕地で薬草やハーブを育て、過疎地の活性化を−。志賀町熊野地区で、こんな構想が浮上している。二月から地域で大学生二人をインターン生として迎え、可能性を調査した結果の報告会が十日夜、同町草木の空き家であり、学生らは「薬師の里くまの」として女性をターゲットに人を呼び込む構想を披露した。(榊原大騎)

 熊野地区の活性化を目指して住民らでつくる「町まち・いえ・ひとづくり協議会」が企画。関西学院大理工学部二年の松井淳聖(あつさ)さん(20)=京都府出身=と同大総合政策学部一年の坂本春菜さん(19)=兵庫県出身=を受け入れている。

 協議会が着目したのは、同地区で名をはせた農業研究者の村松標左衛門(一七六二〜一八四一年)。薬草園を経営し、薬の販売や学術書の執筆などを行った人物で、地区内では現在も語り継がれているという。

 学生二人は、こうした歴史を人づてに調べたり、金沢市のハーブ農園を訪れたりした。草木染やハーブパンへの応用、専門家との連携の可能性も探った。報告会では、住民らに成果を発表。「これらを熊野で作るのは不可能ではなさそう。まずは作って販売してみませんか」と呼び掛けた。

 参加者は「景観を整えれば見て楽しんでもらうこともできる。直販もできるかもしれない」などと好意的に受け止めた。過去に地区内でハーブを作った経験があるという女性からは「実際にやるまで十年かかった。続けるのは大変なこと」と現実的な助言もあった。

 井上保英会長は「良い発表だった。協議会として何ができるか、可能性を追求していく」と語った。協議会は四月から、「くまの地域づくり協議会」と名を改める。

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