町商工会館併設の駅舎(駅 三江線35の物語:4):朝日新聞デジタル – asahi.com

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 赤い屋根が特徴の粕淵駅(島根県美郷町粕渕)の駅舎は、町商工会館に併設されている。待合室の壁を隔てたすぐ横には町商工会の事務所がある。

 無人駅だが、2005年からJR西日本の委託を受け、商工会の職員が切符の販売を担当、客は駅の窓口と同じように購入できる。平日のみの営業で、商工会によると、「定期などを使う地元の利用者が不便にならないように」との理由から始まったという。

 客が窓口に来ると手の空いた職員が対応し、端末機を操作して切符を売る。廃線決定後は大勢の鉄道ファンが訪れ、切符を買い求めているという。

 開始当時から窓口対応をしてきた職員の神崎由起さんは、「最初は路線や駅名を言われても分からなかった」と振り返る。路線図を見て駅名などを必死で覚えた。今では中国地方の路線や駅名はほとんど分かるようになったという。

 職員は切符販売だけでなく、乗客に町の観光マップを配布するなどガイド役も務めている。粕淵駅はかつてホームで列車を待つ高校生の姿も見られたが、最近は地元の人が利用する機会はめっきり減っているという。

 商工会事務局長の窪田英通さん(61)は「職場にいながら、色んな人と交流する機会に恵まれた。それが出来なくなるかと思うと寂しい限り」と語った。運行最終日の31日は土曜日だが臨時に窓口を開き、切符を売る予定だ。

駅舎が地域づくりの拠点

 浜原駅(美郷町浜原)の駅舎を見上げると、「浜原地域おこし協力隊事務所」という大きな看板が目に付く。無人駅だが地の利がよく、町によると、「地域づくりの拠点に活用したい」という地元の要望などを踏まえ、2015年から協力隊の事務所として使い始めたという。

 先月上旬、雪が積もった事務所…

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