すずさんと呉さんぽ – 読売新聞

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 ◇映画スポット 地図で案内

 戦前から戦後にかけての呉の暮らしを描き、大ヒットしたアニメ映画「この世界の片隅に」にちなんだスポットを紹介した、「まちあるきガイドマップ すずさんが暮らした呉」が完成した。JR呉駅を中心とした地図に、場所の名前やイラストを挿入した。映画には出てこないが当時の面影を残す場所も紹介。バス停も掲載し、目的地へたどり着きやすくした。呉のまちの歩みも詳細に記し、歴史ファンのニーズにも応えている。(山本慶史)

 ◇「この世界の片隅に」 江戸~昭和の歴史も

 呉観光協会が企画し、製作には建築愛好家のグループ「アーキウォーク広島」と原作漫画を出版した双葉社が協力した。

 同協会によると、映画ファンらによる聖地巡礼に加え、呉の歴史自体に興味を持つリピーターが増えており、マップの表面全体を、呉のまちの歴史の説明と関連する場所の写真の掲載に割いた。半農半漁の村だった江戸時代から、旧海軍呉鎮守府の設置に伴って近代化が急速に進んだ明治、大正時代、東洋一の軍港となった昭和時代までを詳しく記述している。

 裏面には市街地の地図を掲載。映画ゆかりのスポットでは、江戸時代に建てられた「三ツ蔵」や旧海軍集会所「青山クラブ」、旧海軍病院前の階段、戦後の闇市があった場所などをイラストとともに示した。

 映画の主人公すずさんの目線で散策を楽しんでもらうため、盛り場だった小春橋から旧海軍病院前までをたどる「すずさんと周作さんが歩いた道」など五つのお薦めコースも設定した。

 映画には登場しないが、当時の面影をとどめる場所では、旧海軍工廠こうしょうの施設や川原石の商店街にも触れている。

 A2判。1万部を発行し、呉市内の観光施設、ホテルなどで無料配布している。同協会(0823・21・8365)のホームページからもダウンロードできる。






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