【佐賀】伊万里市長選候補者の横顔 – 西日本新聞

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 8日告示された伊万里市長選には、無所属現職の塚部芳和氏(68)といずれも無所属新人で元市民センター長の深浦弘信氏(62)、塾経営の井関新氏(62)の3人が立候補し、論戦を繰り広げている。経歴や人柄を紹介する。

人脈生かし集大成目指す 塚部芳和氏(68) 無所属現職

 51歳で市職員を退職、2002年に市長選に初出馬、以来4期16年間務め、今回「集大成」のつもりで立候補した。「これまで培ってきた経験と人脈を生かし、市を一歩前進させたい」と語る。

 伊万里市波多津町に生まれ、野球少年だったが、足のけがで伊万里高野球部への入部を断念した。佐賀大農学部を卒業、伊万里市役所に地方公務員上級の採用第1号として入庁。技術畑で建設部副部長まで務めた。インフラ整備には関心が高く、今回も道路建設と都市開発、企業誘致を連動させたまちづくり構想を掲げている。

 体力維持のため、毎朝6時半から30分ほど自宅周辺を歩き、筋力トレーニングにも励む。川柳が趣味で、就寝前や移動中に「物を多角的に見る訓練にもなる」と作句を続けている。近作では伊万里高の甲子園出場を祝って「甲子園一足早い春便り」と詠んだ。

 田中角栄の著書「日本列島改造論」は永遠の愛読書。人との関係づくりでは「笑いが潤滑油」と信じている。

子育てから教育現場考え 深浦弘信氏(62) 無所属新人

 「市のお金の使い方に疑問を持った」ことが立候補の動機だった。昨年の伊万里港開港50周年行事の経費を調べ「子育てや教育にもっと予算を回すべきだとの思いが募った」という。

 伊万里市立花町出身。4人兄弟の末っ子で、兄たちの後ろ姿を見ながら育ち、「母親からとてもかわいがられた」。伊万里高から九州大経済学部に進み、就職先は「ふるさとのために」と伊万里市役所を選んだ。

 31歳で市の第三セクター「伊万里情報センター」の設立に関わり、情報誌「いっと」も創刊。その後も情報推進課長などを歴任して市の情報化を手掛けた。退職後は複合施設「伊万里市民センター」のセンター長を務めた。

 息子と2人の娘を育て、家事は妻(61)と分担している。得意料理は「カレーと焼き飯」。教育への思い入れは強く、学校現場を回り、小中学校へのエアコン完備を公約の柱にした。

 自分の性格を「きまじめ」と分析し、座右の銘は「風林火山」で歴史書好き。旅行と家庭菜園が趣味。

多職種経験で培った発想 井関新氏(62) 無所属新人

 市内で小学校高学年から高校生を対象にした学習塾を経営している。「社会で役立つ人になってほしいとの思いで、根気強く向き合っている」という。

 伊万里市松島町に、中学校の教員だった両親の長男として生まれた。「隣近所どこの家にも遊びに行って、近くの商店街も活気にあふれていた」。伊万里高卒業後、同志社大法学部に進学、民族舞踊に熱中して世界各国を旅した。

 卒業後、調理師専門学校で和食を学び、料亭やホテル従業員に。その後、関西圏で喫茶店経営やタクシー運転手など約30の職業を経験する中で、「世の資源は人。人材育成が社会の重要課題」との思いを強くした。

 3年前に帰郷して塾を開いた。「子どもの頃より活気を失ったように思える伊万里を、楽しく面白い国際都市にしたい」。市立大学や市民オーケストラをつくり、難民受け入れなどを訴える。

 好きな言葉は「幸福は多くを持つのではなく多くを楽しむこと」。

=2018/04/11付 西日本新聞朝刊=






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