「杵原・箱川ものがたり」今度は絵本で楽しんで 飯田・山本地区の民話が題材 – 中日新聞

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山本自治振興センターで購入できる絵本「杵原・箱川ものがたり」=飯田市で

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 飯田市赤十字奉仕団紙芝居班が、同市山本地区に伝わる民話を基に二〇一五年に制作した紙芝居「杵原・箱川ものがたり」が絵本になった。同市山本自治振興センターで購入できる。

 「杵原・箱川ものがたり」は同班が長年、災害伝承や赤十字関連、民話などを題材に製作している紙芝居の十七作目。当時、奉仕団山本分団分団長だった大島美恵子さん(71)が班の活動を知り、同班で脚本などを手掛ける堀口美鈴さんに「山本の民話も作ってほしい」と依頼したのがきっかけで、快諾した堀口さんらは、地域の民話集や地域史を調査。桜や木造校舎で有名な地区内の「杵原」や「箱川」の地名の由来となった伝説を基に、大島さんと一緒に現地を何度も訪れて、三十枚余の紙芝居を仕上げた。

 堀口さんは昨年、赤十字奉仕団中央委員会の委員長を退任。長年の功績が認められ、藍綬褒章を受章した。受章の祝賀会で配布したいとの願いを受け、飯田山本地域づくり委員会が協力して、絵本化が実現した。

 絵本は平易なタッチで描かれており「完成は本当にうれしい。家庭に一冊置いてもらえば家族で読んでもらえる。特に子どもたちに読んでほしい」と大島さん。人口減が進む中、児童数の増加を目指す取り組みにも加わった経験を踏まえ「民話を知ることで、一度は地元を離れても、やっぱり良い所だと思い出して帰ってきてもらえたら」と話した。

 (服部桃)

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