練馬区長選「気を緩めず、油断せず」 投票率31・38% 再選 前川さん抱負 – 東京新聞

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当選確実の一報を受け、笑顔で花束を受け取る前川燿男さん(右)=練馬区で

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 十五日投開票の練馬区長選で再選を決めた前川燿男さん(72)=自民、公明、民進推薦=は、集まった支援者を前に「練馬の発展のために全力を尽くしていく」と喜びを語った。

 当選確実の一報が届いた午後十時半すぎ、前川さんは練馬駅近くの選挙事務所に姿を見せ、支援者一人一人と握手を交わして勝利を喜んだ。

 前回を超える十万票を上回る得票が伝えられると「私への叱咤(しった)激励。気を緩めず、油断せず。これからが本番」と二期目への意気込みを語った。投票率が31・38%と過去最低だったことについては「単独選挙で厳しいものがあった」と振り返った。

 前川さんは、区民に開かれた区役所づくりにも力を入れてきた。「区民参加と協働は区政の根幹の一つ。話し合いを通じて民意を反映してきた。引き続き、頑張る」と話した。

 当日有権者数は五十九万三千二百十六人。同時に行われた区議補選(被選挙数五)の当選者も決まった。

◆どう高める 区政への関心

<解説> 自民、公明、民進の各党から推薦を受けた現職の前川さんが着実に票を積み上げた。市民と野党による統一候補の擁立が見送られ、新人三人の立候補表明が告示まで二週間足らずと直前になったことも、有利になった。

 前川さんの一期目の実績と二期目の公約は一定の支持を得た。一方で、選挙戦を通して、公約とは異なる区民の考えも浮き彫りになった。

 前川さんが掲げる都市計画道路の整備には、巨額の事業費や緑の保全などの観点から反対する住民がいる。待機児童解消の進め方も、区独自の幼保一元化施設ではなく、認可保育所を整備して解消を求める声は根強い。区民の声に真摯(しんし)に向き合う姿勢をさらに続けることが欠かせないだろう。

 区の人口はこの四月に七十三万人を突破した。区の推計によると、今後十年ほどは増え続ける見込みだ。しかし、低調な投票率に表れたように、区民の区政への関心は高いとは言えない。区民が関心を高められるよう工夫を求めたい。

  (渡辺聖子)

◆開票結果 

当101,887 前川燿男 無 現<2>

  46,514 松村友昭 無 新 

  19,782 田中将介 無 新 

   9,578 大木武夫 無 新 

  全票終了

◆練馬区議補選開票結果(被選挙数5−候補10)

当38,486 柴田幸子 自新<1>

当28,444 野沢菜奈 立新<1>

当22,758 野村説 共新<1>

当22,369 高口陽子 諸新<1>

当20,709 高橋慎吾 自新<1>

 20,084 高松智之 都元 

 14,611 橋口奈保 都新 

  8,483 松田亘 諸新 

  3,025 土樋光雄 無新 

  1,185 渋谷誠 諸新 

 全票終了

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