北朝鮮の対話路線転換で観光業も明るい兆し!? 新たな目玉は「ロシアへの国際列車ツアー」 – ハーバー・ビジネス・オンライン

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20世紀最大の巨大廃墟と揶揄された平壌の柳京ホテルが一部先行開業との情報も

「8日の平壌マラソンの参加者は激減したけど今年は明るい年になりそうだ」と北朝鮮観光関係者は期待を口にする。

 2月以降、北朝鮮が一転して対話路線を表明し、今月末に南北首脳会談、5月末には史上初の米朝首脳会談が行われる見込みなど北朝鮮情勢が専門家も驚嘆するほど一変しているのがその理由のひとつだ。

 先月末の中朝首脳会談によって中朝の緊張が一気に緩み中国メディア上は北朝鮮に対して好意的な記事が激増するなど実に分かりやすい変化を見せている。その影響もあり北朝鮮の観光面でのポジティブな情報が次々と入ってきている。

 外国人による北朝鮮観光は、昨年、9月1日の年間500人規模とされたアメリカ人の訪朝禁止に加え11月上旬からは中国人の訪朝制限の影響が大きく、特に中国人は、全訪朝外国人の9割以上を占めると見られているので北朝鮮の観光業は、確実に大きなダメージを受けたようだ。

 その規制されていた中国人も2月末には全面解禁されて再び中国人が北朝鮮を訪れるようになり3月末の金正恩委員長と習近平国家主席の会談でさらに大きくプラスに作用している。

平壌マラソンは外国人ランナー半減

 北朝鮮は、1月に今年の年間イベントスケジュールを発表している。イベントや催し物自体は昨年と代わり映えしないものでプロアマ合わせて6回のボウリング大会、2回の卓球大会、春秋のマラソン大会、8月末には釣り大会など参加型のスポーツイベントに、春秋の貿易商品展示会、料理フェイスティバル、民族服展示会など展示会イベントなどで主に構成されている。

 一昨年第1回目が行われ、昨年は中止になった8月の大同江ビール祭りと9月の元山航空ショーは、年初の発表スケジュールには含まれておらず旅行会社へ確認するとまだ決定していないとの回答だった。

 そんな中、4月8日開催で、ここ数年の大型イベント筆頭だった春の平壌マラソンは昨年の外国人ランナー約1100人から今年は500人ほどと半減している(日本人ランナーは6人)。しかも、当日は、極寒の悪条件に加え、フルマラソン4時間30分とされた制限時間はなぜか10分早まり4時間20分で締め切られるなど相変わらずの北朝鮮らしい不可思議な対応を見せている。それでもメインスタジアムの金日成競技場には8万人の北朝鮮人が動員されて大歓声を響かせた。

 もっとも参加者の大幅減の要因は、特にマラソンの場合は最低でも3か月間。会社員などの市民ランナーは有給調整も含めると半年上の期間が必要なため北朝鮮情勢が大きく好転した2月末だともう準備が間に合わなかったとの声が聞かれるなど時間不足も原因と言えそうだ。




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