県観光施設、営業休止…民間の引受先見つからず : 経済 : 読売新聞 … – 読売新聞

Home » 観光 » 県観光施設、営業休止…民間の引受先見つからず : 経済 : 読売新聞 … – 読売新聞
観光 コメントはまだありません



 大分県佐伯市蒲江にある県の観光施設「マリンカルチャーセンター」が今月、営業を休止した。

 運営していた指定管理者との契約期限までに次の活用策が決まらなかったためだ。県は賃貸や売却を軸に今後も民間事業者への売り込みを行う方針だが、今のところ有力な候補はなく、再開のめどは立っていない。重要な観光施設の休止に地元では観光産業への影響を心配する声が上がっている。

 同センターは、佐伯市の土地に県が約80億円をかけて整備し、1992年に開館した。建物は鉄骨造り地上4階、地下1階。宿泊室やプールなどを備え、レジャーや合宿などに利用されていた。ピークの98年頃には約18万人が利用したが、老朽化が進む近年は10万人前後に落ち込んでいた。

 県は昨年2~5月、民間を対象にセンターの賃貸・売却先を公募したが、応募はなかった。その後も引受先は見つからず、運営を委託した指定管理者との契約が3月末で切れ、4月から利用者の受け入れをやめた。

 県によると、利用者の減少で年間約8000万円の委託料でも運営収支は赤字が続いていたという。県漁業管理課は「誘客ができる民間事業者に活用してもらえるよう施設の紹介などを強化する」としているが、引受先のめどは立っておらず、方策を探しあぐねている状態だ。

 「今年の大型連休や夏の行楽シーズンには影響が出るかもしれない」。佐伯市観光協会の橋本正恵会長(69)は、観光拠点の休止が地域に与える影響を懸念する。センターの早期再開を切望するが、「観光ツーリズムなど、自分たちができる取り組みを進めながら誘客を図るしかない」とも話している。






コメントを残す