壱岐に外国人観光客向けゲストハウス開所 芦辺町の古民家改修 [長崎県] – 西日本新聞

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 壱岐に多くの外国人観光客を呼び込もうと、壱岐市芦辺町の芦辺港を一望できる高台にゲストハウス「島宿 和茶美(わさび)」がオープンした。農業中尾拓也さん(32)が、自宅敷地内の古民家を改修。海外生活の経験を生かして訪日客を積極的に受け入れ、外国人と地域をつなぐ交流拠点を目指す。

 古民家は中尾さんの曽祖父が建てた築約50年の木造2階建て。5年前から空き家になっていたが、2年がかりで中尾さんが1人で改修した。

 1階に男女別の相部屋の客室が各1部屋あり、男性4人、女性6人が宿泊できる。部屋によっては天井を取り払い、はりをむき出しにした。レトロな照明やレコードプレーヤー、ブラウン管テレビも置き「昭和」を感じさせる雰囲気を演出したという。

 中尾さんは壱岐市出身。大学卒業後、海外の常識や価値観を知ろうと、働きながら旅行するワーキングホリデーで2008年4月から約2年半、オーストラリアに滞在。25歳で農家を継ぐため島に戻り、地元農協で働いていたが、年2回ほど東南アジアや欧州を旅する中で「壱岐で世界と交わる空間を創出したい」との夢が広がり、ゲストハウスの開所を決意した。16年10月の農協退職後に準備を本格化させ、今年3月にオープンにこぎ着けた。

 ゲストハウスでは、外国人宿泊客が教えるさまざまな国々の料理教室を開いたり、地元の人が外国人に郷土料理を教えたりすることを考えている。オーストラリアで暮らしたシェアハウスでは、近所の子どもたちとの触れ合いが楽しかった経験から、宿泊客と島の人が交流できる機会をつくりたいとの思いからだ。釣りがしたい宿泊客には地元漁師を紹介する構想もある。

 「奥深い日本の田舎感を味わってもらいたい。ゲストハウスを通して外国人観光客が壱岐に来る流れを作りたい」と中尾さん。宿泊料は素泊まりで1人1泊3千円。日本人の宿泊も可能。移動用のミニバイクも貸し出す。

=2018/05/17付 西日本新聞朝刊=






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