観光消費額、20年目標1.3兆円に増額 マナー啓発強化も 「市民生活との調和が最優先」 /京都 – 毎日新聞

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 京都市は16日、2020年の観光消費額の目標を1兆円から1兆3000億円に増額した追加版の観光振興計画を発表した。14年策定の現計画で示した目標額を前倒しで16年に達成(1兆862億円)したため上方修正した。一方、観光客急増による混雑など新たな弊害も顕在化しており、「市民生活と観光の調和」を最優先事項に掲げ、現計画に27事業を加えた計218事業を推進していくとしている。【飼手勇介】

 これまでは20年の観光消費額1兆円(13年実績7002億円)、外国人宿泊客数300万人(同113万人)を目標としていたが、訪日外国人客の増加などを背景にいずれも16年までに達成していた。

 このため市は、新たに3000億円増額した観光消費額の目標を設定。外国人観光客の平均宿泊日数を現在の約2泊から3泊に長期化することなどで実現したい考えだ。具体策として寺の夜間拝観やバーなど、宿泊につながる「夜観光」の情報発信強化などを盛り込んだ。

 一方、追加版では市民生活の「質」を維持しつつ、いかに観光の「量」を確保するかに重点が置かれた。計画策定後に顕著となった課題として、外国人観光客の急増とマナーの問題▽無許可民泊の増加▽観光客の集中による混雑▽観光の経済効果が市民に行き渡らない--などを列挙。対策として、昨年の実証実験で混雑緩和の効果が認められた市バスの「前乗り後降り方式」を、京都駅と銀閣寺前を結ぶ路線で本格導入することや外国人観光客のマナー啓発強化などを掲げた。

 また、観光客の分散化を図るため、山科や伏見、高雄などさらなる観光客の呼び込みが期待される地域への集中的なプロモーションなどを盛り込んだ。

〔京都版〕







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