あなたは、街おこしのためのハイブリッド・フェスティバルを知っているか? – Yahoo!ニュース 個人

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実際にイベント(ハイブリッド・フェスティバル)に参加してみた

 私は、ゴールデンウイークの直前、2018年4月26日に神戸にいました。理由は、翌日4月27日から4月29日まで開催された、078kobeというイベントにハイブリッド・フェスティバル参加し、あるカンファレンスにパネラーとして、招待されたからだ。このイベントハイブリッド・フェスティバルは、

若者に選ばれ、誰もが活躍するまち」神戸を実現するため、未来に向け魅力と活力あふれる都市として発展する神戸を発信するための新たなクロスメディアイベント。エンジニアが集い、交わることで創りあげる参加型フェスティバルです。 初回となる2017年は、国内外から36,500名が参加。都市で楽しむ「音楽」「映画」「アニメ」「ファッション」社会変化を加速させる「IT」、上質な「食」文化、次世代の「子ども」をテーマとしたものを掛け合わせ、ライブ、カンファレンス、展示会(トレードショー)を組み合わせた実験的・国際的な集約点を目指します。

出典:078とは?

という趣旨の祭です。

078kobeの展示会場(筆者撮影)
078kobeの展示会場(筆者撮影)

 このイベントのIT領域では、さまざまな講演やパネルディスカッションがあり、その一つのパネルディスカッションで、「価値観やストーリーをデータ化し、人のキモチを動かす・AIの時代に探求すべきHI(ヒューマン・インテリジェンス)とは?」という内容でした。あれ、その内容、いわゆるお祭ではないと思う方もいるでしょう。(このあたりでこういったイベントをハイブリッド・フェスティバルと呼んでいる主旨や理由を盛り込んでください。)この「ハイブリッド・フェスティバル」の特徴として、テーマの登用性があります。このような、AIに関するテーマがあれば、音楽の話題、芸術の話、街づくり、そして子供向けのコンテンツなど、実に多岐にわたります。そして今までは別々に行っていたようなことを、まとめて同じ街に、限られた時期に行うことで、様々な人が一度にその街に集まるのがこのハイブリッド・フェスティバルの特徴です。

078kobeには、多くのスポンサーも協力(筆者撮影)
078kobeには、多くのスポンサーも協力(筆者撮影)

 私が、「ハイブリッド・フェスティバル」と呼ぶのは、そのテーマが多岐にわたる以外にも理由があります。その開催方法です。会議室での講演会やワークショップの他に、音楽のライブや、映画の上映、さらにはパーティーまで、実に多岐にわたるのです。

街にハイブリッド・フェスティバルが、必要な理由は

 もともと、日本の町や村には、そのコミュニティーの絆の維持と、その地域の伝統を継承するために、お祭りがありました。町や村と、顔の見える規模のコミュニティーでは、昔から「お祭り」が有効で、今も多くのお祭りが存在し、多くはその町固有の「祭」です。

 私は、札幌出身ですが、札幌では盆踊りは「子供盆おどり唄」と「ソーラン節」で、本州のように、さまざまな曲が流れることはありません。私は、ずーっと盆踊りは同じ曲が流れるものだと思っていましたが、本州の方にそれを話すと「面白い」といわれました。このように、お祭りはその地域ごとの固有のものです。

 さて、神戸の街では、078kobeというお祭りを新しく立ち上げました。街という規模で新たにお祭りを行うには、地域の特徴だけでは無理で、多様性も必要なのでしょう。そこで、「音楽」「映画」「アニメ」「ファッション」「IT」「食」文化、「子ども」と、多様なテーマが必要なのです。

 このようなハイブリッド・フェスティバルは、街づくりが重要なテーマであり、その街以外の方も参加し、その街を考えることも重要です。街の中にいると常識だと思ったことは、街以外の方から見るとその街固有の特徴なこともあるからです。

出かけてみようハイブリッド・フェスティバルに

 このような、街の活性化イベントは、非常に増えてきました。私の出身の札幌でも、NoMapsというお祭りがあります。このNoMapsも、「会議」「展示」「興行」「交流」「実験」などをテーマにし、実に多くの内容が含まれています。北の新しい大地札幌らしく、面白い実験も数多く行われます。昨年は札幌の中心部で、自動運転車が走行実験を行いました。

 このほかにも、福岡では明星和楽が、渋谷ではDive Diversity Summit Shibuya (DDSS)が行われている。このような活動は今後も増えるでしょう。

遊ぶことが、重要な仕事の時代

 街づくりのために、このような大人のための集い、21世紀型のハイブリッド・フェスティバルが必要なことは理解いただけただろうか。実は21世紀型のハイブリッド・フェスティバルは、参加することに意義がある。デジタル時代になり、私たちは、自分の興味・関心領域の深い情報を多く取得できるようになった。一人一人が、ぞれぞれの専門や関心領域での情報を持ち寄り、アイディアを交換することに大きな価値がある。

078kobeのカンファレンスの様子(筆者撮影)
078kobeのカンファレンスの様子(筆者撮影)

 デジタル時代の新しい産業や新しいサービスは、複数の異業種や予想もつかないものの組み合わせから起こることが多い。そのためには、このような多様はトピックスを一度に集める、大人のハイブリッド・フェスティバルは、ビジネス・パーソンにとっても意味のあるものなのだろう。






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