脱「農業のガラパゴス化」宣言 – 日経ビジネスオンライン

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若手農業者が開く「世界への扉」

2018年5月18日(金)

 先進経営で知られる2人の若手農家の出会いが、日本の農業に「化学変化」を起こす可能性が出てきた。2人とは、三重県でトマトの施設栽培などを手がける浅井雄一郎さん(37際)と、北海道の十勝地区でトウモロコシや小麦を生産する前田茂雄さん(43歳)だ。約1年前にあるパーティーで知り合ったとき、浅井さんは前田さんから「ナフィールド奨学金制度」を紹介された。

海外の農業者と交流する浅井雄一郎さん(オランダで開かれたナフィールド奨学生会議)

 ナフィールド奨学金制度はイギリスの資産家の遺産で作った基金を原資に、世界の農業者が交流する場として60数年前に始まった。その後、各国の食品企業などがスポンサーになることで仕組みが充実し、すでに世界中から1600人を超す生産者が奨学生として参加している。前田さんは2年前、その会議にゲストとして参加した初の日本人だ(2016年4月15日「北海道の小麦農家、たった1人で開く世界への扉」)。

2016年に日本人で初めてナフィールド奨学生会議に参加した前田茂雄さん(北海道本別町)

 前田さんと出会うことでナフィールドのことを知った浅井さんは今年3月、オランダで開かれた会議に、2人目の日本人ゲストとして参加した。浅井さんはトマトの新しい品種や栽培技術を求めて世界中を飛び回る国際派の生産者だ。その彼がナフィールドの会議に参加することで、新たにどんな気づきを得ることができたのか。浅井さんにインタビューした。

今回の会議の概要を教えてください。

浅井:会議は3月10日から17日まで。前夜祭があった9日に現地に入り、10日間ほどオランダにいました。奨学生の参加は72人で、イギリスやアイルランド、オランダ、フランス、オーストラリアなど各国から来ていました。ゲスト参加は6人で、僕以外はメキシコやウルグアイ、ケニア、タンザニアからの参加です。アジアからの出席者は僕だけでした。






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