訪日外国人の受診を支援 医療用多言語対応アプリ開発、病院で実証実験開始 – 毎日新聞

Home » インバウンド » 訪日外国人の受診を支援 医療用多言語対応アプリ開発、病院で実証実験開始 – 毎日新聞
インバウンド コメントはまだありません



中国語を選択した時のSoCHASの画面例



 2020年の東京五輪に向け、上智大学理工学部情報理工学科の高岡詠子教授らが開発した多言語対応情報提供システム「SoCHAS(ソーカス)」の実証実験が聖マリアンナ医科大学東横病院(川崎市中原区)でスタートした。訪日外国旅行者が医療機関でスムーズにコミュニケーションするためのツールとして、活用が期待される。

 SoCHASは「Sophia Cross-lingual Health Assistant System」の略称。医師、看護師、介護福祉士などの医療、福祉関係者と、日本語を母語としない人々とのコミュニケーションを支援するタブレットアプリだ。診療科選択から、医療機関での受付、問診、受診、会計、投薬といった医療の現場で想定しうるコミュニケーションを洗い出し、約2万文例に対応できるようプログラミングされている。

 タブレット端末にアプリをインストールすれば、画面を指し示しながら対話形式でコミュケーションを展開できる。対応言語は英、中国、韓国、ミャンマー、インドネシア、ベトナム、タイ、ポルトガル、スペイン、ロシア、フランスの各言語と日本語。いずれも医師の監修のもと、的確な表現を採用している。「痛み」でも、「頭がキリキリ痛む」「お腹がしくしく痛む」などと部位ごとに微妙なニュアンスまで表現できるようにし、診療、処方への手がかりとなるよう工夫を凝らしている。

 同病院での実験は2019年3月上旬まで実施予定。フィードバックを受け、不足あるいは不要な機能などを改良し、実用化を目指す。高岡教授は「3年がかりで準備を進めてきた問診アルゴリズムが、病院で実際に使えるかどうかを検証できる。結果に期待したい」と話している。







コメントを残す